三の隣は五号室

著者 :
  • 中央公論新社 (2016年6月8日発売)
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本棚登録 : 652
感想 : 85
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アパートの五号室に住んだ人々の話。
個性的な間取りのせいか、同じ部屋なのに住む人によって使い方はさまざま。
自分に合わせて修理してみたり、何も触らずにあるがままで暮らしたり。でも、なんとなく前の住人の暮らしぶりがわかったり。
賃貸っていろんな人の人生がその部屋を通りすぎていくのね〜。
その時代時代の話題が出てきたりで「え、そんなドラマが実際にあったか?」と怪しい記憶をチェックするためにインターネットで検索してみたりとなかなか楽しめた。
自分が住んでいる家の前の住人のことをあれこれ想像してしまう。ふふふ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016年下半期
感想投稿日 : 2016年8月13日
読了日 : 2016年8月12日
本棚登録日 : 2016年8月13日

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