探偵小説のためのゴシック 「火剋金」 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2010年1月8日発売)
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本棚登録 : 124
感想 : 20
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『ノスタルジア』が横溝だとしたら『ゴシック』は江戸川乱歩に最大限のオマージュを捧げた作品。かつて少年探偵団シリーズを読んだ人ならば懐かしく思うこと間違いなし。
そう。コンセプトは怪盗による不可能犯罪、そして最終巻。

いつにも増して鮮やかなロジックとトリック、感動的なラストが読者を待っています。
早く特別編でないかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2010年 読了本
感想投稿日 : 2010年1月9日
読了日 : 2010年2月4日
本棚登録日 : 2010年2月4日

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