対照的な2人の芸者を描いた物語。
蔦代の行動の意図が分からず、
先が気になって気になって、
ページをめくる手が止まらなかった。
舞台である花柳界の風習も知れば知るほどおもしろく、
とても魅力的で物語の題材にぴったりな設定だと思った。
有吉佐和子の書く文章はしなやかで、言葉遣いもとっても上品。
読んでいて本当にうっとりしてしまう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2007年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2012年9月1日
- 読了日 : 2007年11月2日
- 本棚登録日 : 2012年9月1日
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