近く必ず訪れる死を覚悟し、「その日」が来るまで残された時間を待つなんて。
妻の今後を子供たちに伝えるシーンがとてもリアルで、心が苦しくなった。
あと、自分の死後に残るよういたずらをして夫に怒られる妻の姿が、なんだかいじらしくて胸がきゅっと痛んだ。
この本の全てのストーリーが繋がっていることで、話を読む視点が私自身のみならず登場人物の視点も見られておもしろかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2006年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2012年9月1日
- 読了日 : 2006年9月1日
- 本棚登録日 : 2012年9月1日
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