「Después de Lucía」原題のLucíaは作品の中で亡くなった母親の名前でもあり、スペイン語で光を意味している。この作品の中にすべてかけたような気もするのだが、光も求めた父娘はいたが、その光を見た人はいない…キャッチフレーズの「狂気は躊躇を知らない」だけが残った寂しい作品と思えた。
「父の秘密」
https://www.youtube.com/watch?v=1T6DCtKZYxo
僕的には不完全燃焼ですね。嫌いではないのですが、謎が多すぎる。母親のルシアの死も謎かけのままで終わり、娘の行動も理解はできるが、あのまま終わりになるとは…ただただ父親が最愛の妻を亡くし、娘を学校でのいじめで失ったと思いこんだ父親の行動にブレがないのには衝撃があった。ためらいもなく原因となった男子生徒を海に放り込むシーンは驚いたなぁ~。
邦画の「さまよう刃」ではないが、今後法で裁けない罪人がこういった形で裁かれるのが増えそうな気がする。
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カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2015年10月15日
- 本棚登録日 : 2015年8月7日
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