結婚、恋愛、年齢、老い。誰もが直面する事柄を大仰ではなくゆったりと、かつ丁寧に描いているのではないかと思う。寂しいのは可哀想なのとは違うけども、体がもったいないと思う正直な気持ちやジリジリくる焦りもよく分かる。
そして親の老いをどう考えるか。子どもの頃に世話してくれていた親を世話する番になった時、考えることは沢山あるのだろう。その場面でのさわ子さんのお母さんはとても温かい人だと思った。おばあさんに挨拶したすーちゃんも。当たり前のことを当たり前にできる人にならなければいけない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2015年11月29日
- 読了日 : 2012年9月3日
- 本棚登録日 : 2015年11月29日
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