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*私の好きなモノ*
レビュー by Eriさん
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登録日: 2012年02月09日
花と淳悟、二人の関係は読めば読むほど凄く痛々しかった。
私の男、、、、。
傷んで、貧乏くさくて、でもどこか優雅で落ちぶれた貴族の様な風貌。
雨のような匂いがする養父はまぎれもなく、私の男だった。
湿気を帯びて、むせかえる様な甘い匂いを放つ文章はとても気持ちがいいものではなかったけれど、でも読む手が止まらず一気に読んでしまった。
見てはいけないものから目が離せない、そんな感覚、、、。
血は水より濃い。
欠損してる何かを埋めあう様に求めあう二人は、獣でしかなかった。
世の中にはな、してはならないことがある。
越えてはならない線を越えてしまった親子、、、
人間の弱さと強さ、美しさと汚さ、、、
合わせもつ両面を見事に書ききった作品だと思う。
レビュー登録日 : 2012年02月11日
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