読書log@9noya»
ただの読書記録。その為レビュー率は低め。twitterで書いた感想の転載だったり、たまにノリノリで長文書いたり。時代小説に偏りがち。
レビュー by 9noyaさん
世にも幸せな探偵が臨む、ささやかだけど辛いミステリー。
一言で言うなら、そんな本でした。
主人公は幸せを絵に書いたようなサラリーマン。
彼がひょんな縁で関わることになった事故をきっかけに、人の心の繊細さや複雑さ、危うさに触れていく。
ミステリーなのに殺人などの残忍さはなく、それが余計に人の脆さを強調しているように感じます。
展開としては中盤の中だるみが気になる部分もありつつも、
読ませる筆致のおかげで最後までなかなか楽しめました。
ただひたすらストーリーに没頭するよりも、
自分の日常に落とし込みながら振り返りながら読む方が、
より深くこの作品を楽しめるんじゃないかと思います。
レビュー登録日 : 2011年11月23日
引用
- 登録されていません。






コメント
まだコメントはありません。