本は携帯食と同じナリ。(DOOMSDAY BOOK)
星の基準は自分の本棚に置いておきたいかが主。ちょびちょび読んだ本を入れてゆきます。
「自分探し」の移民たち―カナダ・バンクーバー、さまよう日本の若者
加藤 恵津子
彩流社
(2009年10月)
社会系
読み終わった
殴られる女たち―ドメスティック・バイオレンスの実態 (サンガ新書)
マリー=フランス イルゴイエンヌ
Marie‐France Hirigoyen
サンガ
(2008年05月)
社会系
読み終わった
なぜ夫が妻を殴るのか。殴る男の見分け方。被害にあったときの対処法。実際的です。著者はフランス人ですが彼の地でもDVはあるようで。ちょうど韓国映画「息もできない」を見終わったあとで、考えさせられました。妻が殺されるのは別れの決意をした時、というのがツ...
アフリカを食い荒らす中国
セルジュ・ミッシェル
中平 信也
河出書房新社
(2009年12月19日)
社会系
読み終わった
ヨーロッパのジャーナリストが見たアフリカに進出する中国像。書評に取り上げられて売れたようだ。タイトルあまりフェアじゃない。原題「Chinafrique」(往年の「Francafrique」のもじり)のとおり、中国は欧米が与えてこなかったものをアフリカに与えてるというので...
みんな山が大好きだった
山際 淳司
中央公論新社
(2003年05月23日)
エッセイ系
読み終わった
星は2と3の間・・・・かな。ダヴィンチで「周囲に勧めまくってる」とあったので。最近「アイガー北壁」も見たし。山を愛し山に散った登山家たちの話です。いや、どうかなあ。私が女のせいかもしれないが。山は好きだしその魅力もよくわかるのですが、社会的には仕...
刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚
マルジャン・サトラピ
明石書店
(2006年06月29日)
漫画
読み終わった
ずっと読んでみたいと思っていたもの。・・・衝撃。全然思ってたのと違ったので。イラン女性の世代を超えた容赦ないガールズトークがすごい。なんとなくイラン社会がわかります。刺繍ってそういう意味だったんですか・・・・。味のある絵もよろしい。男性が読むと少...
移民社会フランスの危機
宮島 喬
岩波書店
(2006年11月28日)
社会系
読み終わった
ヨーロッパ各国の移民政策に関心があるので。フランス革命時の理念のもとに共和国民をナシオンとして法の下に個別性を保留して平等に扱う、という方針がフランスの基本理念だけど理念と現実が乖離してる状況でどう両者を擦り合わせていくのか、という解説。国籍をと...
学歴社会新しい文明病 (岩波モダンクラシックス)
R.P.ドーア
松居 弘道
岩波書店
(2008年10月03日)
社会系
読み終わった
いやもう・・・・噛みくだくのに苦労した本。伊賀の固焼きなみに硬かった。語り口は平易ですがちょっと読んでは考え、ちょっと読んでは考え・・・。示唆に富む本でございました。書かれたのが1970年代。学歴のインフレはさらに悪化してますがそういえば日本で大...
食の安全―政治が操るアメリカの食卓
マリオン ネッスル
Marion Nestle
岩波書店
(2009年07月24日)
社会系
いま読んでる
アメリカの国民食?!ハンバーガーのパテを巡って続く業界と政治(と消費者)の凄絶な泥仕合を観戦できます。アメリカで食中毒の起きる頻度が高すぎません?「サルモネラはもともと肉に含まれてる」って・・・「消費者の取り扱い方が悪いから集団食中毒が起きる」っ...
水底の仮面―ヴェヌスの秘録〈1〉 (ヴェヌスの秘録 1)
タニス リー
Tanith Lee
産業編集センター
(2007年04月)
ファンタジー系
読み終わった
タニス・リーが読みたくなってシリーズ一気に借りた。・・・ふーむ?どうだろ。「死の王」などのシリーズとくらべてちょっと軽いか。あまり没入できませんでした。もっとこってりかつ膨らませてほしかったような??訳の問題??パラディスの秘録のほうが上だと思い...
どうせダンスなんか観ないんだろ!?―激録コンテンポラリー・ダンス
乗越 たかお
エヌティティ出版
(2009年08月27日)
舞踊系
読み終わった
熱い、熱いぞ!挑戦的なタイトルに薄目で借りたけどダンスへの愛がなだれ落ちてます。ガッとひっつかんで舞台を見に行きたくなる評論集。コンテンポラリーを殆ど知らないので実に刺激的で参考になりましたよ。ヴェネチアビエンナーレでダンサーをオークションにかけ...
発達障害の子どもたち (講談社現代新書)
杉山 登志郎
講談社
(2007年12月19日)
社会系
読み終わった
子供が発達障害かも、と思ったときにお勧めの本。医療から教育へつなぐ大事さがよくわかる。発達障害自体はカテゴリわけされるべきでもなんでもなく、むしろ補ってやることでいくらでもその子なりに伸びていくことはできるのだと励まされます。自分が接するときも念...
性と暴力のアメリカ―理念先行国家の矛盾と苦悶 (中公新書)
鈴木 透
中央公論新社
(2006年09月)
社会系
読み終わった
何でアメリカってこうなの?という素朴な疑問に歴史を踏まえて回答してくれた本。因果関係にはちと疑問も生じるがアメリカという国の現在を見るうえで大変参考になりました。しかし4人に1人は児童虐待を受けた経験があるって・・・・あそこの家庭教育はどうなっとん...
ニューヨークで暮らすということ (PHP新書)
堀川 哲
PHP研究所
(2001年08月)
社会系
読み終わった
さらっと読んだが面白かった。ニューヨークはエキサイティング!的観光本ばかりで食傷してたのでこの街で暮らすということ、の社会的意味(哲学・社会学のかたです)がリアルに伝わってきてナルホド。アイルランド系、イタリア系、ユダヤ系、ロシア系、韓国系etc、み...
やきもの文化史―景徳鎮から海のシルクロードへ (岩波新書)
三杉 隆敏
岩波書店
(1989年08月21日)
美術系
読み終わった
「海のシルクロード」の概念を定着させた焼き物ひとすじン十年、の三杉先生の著作。焼き物は大好きですが、見るだけで技法の区別すらついてなかったので、大阪東洋陶磁美の「汝窯展」を見たついでに借りました。わかりやすく興味深かったので星5つ。難点は故宮博物...
聖灰の暗号〈上〉
帚木 蓬生
新潮社
(2007年07月)
ミステリ・ホラー系
読み終わった
読んでて「そうだった、だからこの人の本あんまり好きやないんや」と思い出した。テーマは南仏に滅んだカタリ派にからんだ羊皮紙探し。だけど何というか、妙にキレイなところがあって、そこが北村薫と違ってどこか奇麗事のほうに振れてしまってる。史実のカタリ派の...
あなたもこうしてダマされる―だましの手口とだまされる心理
ロバート レヴィーン
Robert Levine
草思社
(2006年07月)
社会系
読み終わった
実用的な詐欺の啓蒙本かと思ったら社会心理学の先生の書いた本。そうは言ってもさすがアメリカ、実例たっぷりで読みやすかった。なかでもイェール大で行われた実験はコワイ。
ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)
堤 未果
岩波書店
(2010年01月21日)
社会系
読み終わった
筆者渾身のルポ。なにやらもはやホラーめいて聞こえます・・・・。ただ、自分は国民皆保険制度を結論として是としてるのだけど、なんでアメリカ人がかくも抵抗するのかはちょっとわかりました。「政府のコントロールより市場原理に」というのはアメリカ社会を貫く論...
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
海部 美知
アスキー
(2008年03月10日)
社会系
読み終わった
・・・・なんか乱れ飛ぶキャッチコピーのわりにあんまり中身が・・・・いや詰まってるんだけどそれで何?という気が・・・・事象の表面を掬ってる感じ?貧困大国アメリカⅡを読み終わったあとだと余計そう思う。
怖い絵
中野 京子
朝日出版社
(2007年07月18日)
美術系
読み終わった
友人が貸してくれました。ナルホドねええ!と思いつつ「怖く」はない。アイキャッチなタイトルですこと。西洋名画の主題に潜む物語、ってとこ?まあしかしこのタイトルだからここまで売れたのだろう。久世光彦の同名の本のほうがよっぽどコワかった。だが絵の背景は...
短歌パラダイス―歌合二十四番勝負 (岩波新書)
小林 恭二
岩波書店
(1997年04月21日)
読み終わった
愛読書。久しぶりに読んだので。短歌って面白いかも、と思わせてくれた本。好みの歌がけっこうあります。「家々に釘の芽しずみ神御衣のごとくひろがる桜花かな」「傾けむ国ある人ぞ妬ましく姫帝によ柑子差し上ぐ」「降り立ちてきのふのことはきのふとすゆめのあら野...
女神 (光文社文庫)
明野 照葉
光文社
(2006年09月07日)
ミステリ・ホラー系
読み終わった
オススメコーナーに並んでるので買ってみた。・・・・なんじゃあこりゃあ。あまりにスケールがみみっちくないかい。そのために殺人までするってその心理がわからん・・・・・。留学してMBAでもとってCEOに登りつめようって気はないのかい。これで野心とか言われても...
破天 (光文社新書)
山際素男
光文社
(2008年10月17日)
社会系
インド仏教徒を率いて地位向上のために戦う佐々井秀嶺師の伝記です。仏教そのものに詳しいとは言えないのでもうちょっと色々調べたい。それにしてもとんでもない人ですね・・・・破天荒と言っていい。これ革命家だよなあ。宗教者としての側面が良くわからないんです...
獣の奏者 (4)完結編
上橋 菜穂子
講談社
(2009年08月11日)
ファンタジー系
人生の完結をひとつ見たような感慨がある。あかるい話ではなく、とても重いと思うけれど。とうとうエリンは息子を守り抜いたなあ。その心をつぶさなかった。困難な道をよく歩ききったと感嘆しきりです。
踊る男たち―バレエのいまの魅惑のすべて
新藤 弘子
新書館
(2008年08月)
舞踊系
瀬戸さんの写真に釣られて借りたが文章も愛があってよい。アダムクーパー(「リトルダンサー」のラストにもちょこっと出てきますね)の白鳥の湖にさっぱり興味が湧かなかったが(日本でのプロモにそそられなかった)急に見たくなったですよ。DVDの購入検討中。
英国ミステリ道中ひざくりげ
若竹 七海
光文社
(2002年07月)
エッセイ系
マニアックつながりで。・・・ウーン、これは!!筋金入りのミステリファンなら面白いだろうがへなちょこファンとしては話について行けるのはセイヤーズくらいまでなの・・・。よくここまで「おお、ここが!」という旅ができるね?しかしいずれコレに出てくるミステ...
宮下孝晴の徹底イタリア美術案内〈1〉北イタリア―ヴェネツィア・ミラノ編
宮下 孝晴
美術出版社
(2000年08月16日)
美術系
昔はぱらぱらとめくってあまりのマニアックさに挫折したが、今むさぼるように読んじゃう自分がいるよ。ちっとはマニアックに近づいたらしい・・・・。友人とイタリアへ美術行脚に行くためチェック用に借りました。「イタリア・ロマネスクへの旅」に載ってるチヴァー...
カンボジア絹絣の世界―アンコールの森によみがえる村 (NHKブックス)
森本 喜久男
日本放送出版協会
(2008年01月)
社会系
図書館でなんとなく借りて大変感動した本。西陣で友禅をやった著者が絣のフィールドワークの道に入り、内戦でズタボロになったカンボジアに伝統の絹絣を甦らせてついでに職業訓練、雇用も確保し昔ながらの職業共同体を何年もかけて作り上げていく過程が感動的。大事...
ベルリンの瞬間
平出 隆
集英社
(2002年04月26日)
エッセイ系
読み終わった
詩人であるらしき同氏がベルリンに一時期滞在した時の日記形式のエッセイ。空気感がなんとなく好きなんです。文庫化希望。なんとなく地の果ての碑とか住んでた通りをアパートから見下ろす愛猫とか自分の心象のようになってしまったくだりがあるので。「おまえは行け...
祝山 (光文社文庫)
加門 七海
光文社
(2007年09月06日)
ミステリ・ホラー系
山つながりで。なんというか、この人の書くものは生理的に怖い。うまい下手以前にとにかくそこには近づきたくない、というイヤな感じのツボを刺激してくれるので忘れられません。ああ嫌だ。荒れ果てた座敷を突き破って生える藪の向こうの黒い仏壇。・・・嫌すぎる。
神去なあなあ日常
三浦 しをん
徳間書店
(2009年05月15日)
小説。
うーん、主人公の適応能力に感服。横浜からだまし討ちのように山奥の林業へ!!でも「ま、いっか〜」と馴染んでいく君!それはもはや才能だ・・・・。林業に従事してても花粉症は発症するのネ。よく考えれば当たり前かもしれないがなんだかがっくりだ。山奥度が実に...
黒百合
多島 斗志之
東京創元社
(2008年10月)
ミステリ・ホラー系
う〜ん。激賞されてたので借りてみました。う〜ん。どうかな。後半色々伏線を解きすぎでは?前半の戦時中のベルリンのエピソードが映像を見るようだったのでもっと書いて欲しかった。日登美さんが好きだったのはだんなさんじゃないのね??
カラー版 イタリア・ロマネスクへの旅 (中公新書)
池田 健二
中央公論新社
(2009年04月)
建築系
あんまりイタリアのロマネスク建築についての本はないので嬉しい!石肌のあたたかみと曲線と直線の絶妙なコントラスト。煩悩をそそります。5をつけたいところですが行きかたがさっぱりわからないので★ひとつ減らします・・・。
ジーヴスと恋の季節 (ウッドハウス・コレクション)
P.G. ウッドハウス
P.G. Wodehouse
国書刊行会
(2007年12月)
小説。
寝るより他にすることがない、というときにぐだぐだと読むことをオススメします。決してあなたを知的に陶冶するとかそういう本ではございませぬ。人生になくてはいけないもの、ではない、がしかしこれこそイギリス式娯楽。サッパリ進まぬ話をのんびり追うこの贅沢。...
わが愛しき娘たちよ (ハヤカワ文庫SF)
コニー ウィリス
Connie Willis
早川書房
(1992年07月)
小説。
コニー・ウィリスを読み返してます。私の読書は次が予想できるイモヅル方式です。「わが愛しき娘たちよ」・・・・な、なんかとんでもなく不道徳じゃないですか?これ。4文字熟語の乱発はともかくとしてどこがどうヤバイのか説明に困る・・・・が幼児ポルノに通じる...
マーブル・アーチの風 (プラチナ・ファンタジイ)
コニー・ウィリス
松尾たいこ
早川書房
(2008年09月25日)
小説。
コニー・ウィリス好きだわ。さすが稀代のストーリーテラー。ツボを外しません。彼女より先には死ねないわ、と著作を拝読するたび思っておりますよ。早く次作を上梓してください。
太陽の坐る場所
辻村 深月
文藝春秋
(2008年12月)
小説。
イモヅルで読んでますが、これはよかった。伏線がきれいに絡み合って最後へと流れてゆく。こういう物語は好きです。男たちの煮え切らなさに比べて実に女たちは打算的で醜くてりりしい。
キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢
町山智浩
太田出版
(2008年12月18日)
社会系
出先で読む本がなくなり(オイ)新聞のコラムっぽくて気軽に読み捨てられそうだったので(オイ)買った本。面白かった。アメリカの映画やTV番組、時事ネタからアメリカという国が透けて見える。ワシントンでの銃所時禁止令を最高裁が違憲判決だしたそうです。つま...
仁木兄妹長篇全集―雄太郎・悦子の全事件〈1〉夏・秋の巻
仁木 悦子
出版芸術社
(1999年11月)
ミステリ・ホラー系
懐かしいな〜〜昔いとこの本棚でよく読んでました。ウチんとこの図書館、よくフェアみたいに本の紹介をやってくれるんですが「おやこんなものが」的本が発掘できて面白い。仁木さんの著作はいいよねえ。なんだかまなざしがまっとうで暖かい。筆力もたしかな方です。...
青葉の頃は終わった (光文社文庫)
近藤 史恵
光文社
(2005年11月10日)
ミステリ・ホラー系
今日の外出の友はコレ。・・・・いやあ内容忘れてたが・・・・うんざりしたから忘れてたんだわ、こりゃ。もう青くって青くって読んでて苦痛。死ぬかね、これで・・・もっとひどいものを生き延びてるのに・・・・。当たって砕けるか逃げればよかったのに、と思わなく...
ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (幻冬舎文庫)
近藤 史恵
幻冬舎
(2002年10月)
ミステリ・ホラー系
「暗い」とどこぞに書いてあったので覚悟して読み始めましたがそんなでもない。むしろ私はあのお玉ちゃんのあの喜びがよくわかります。あの日々があったからこそこの自由のかけがえなさがわかる。娘道成寺の1節が引かれてましたがむしろ思い出したのは謡曲「山姥」。...
黄色い雨
フリオ リャマサーレス
Julio Llamazares
ソニーマガジンズ
(2005年09月)
小説。
何だア、このうすら寒くも容赦なく訪れる滅びの物語は!!誰もが逃げ出したスペインの寒村でただただ降りしきる落ち葉の音を聞きながら記憶(と土地)に囚われる男の話。自分もその中に囚われていくようで怖い。
桜姫 (角川文庫)
近藤 史恵
角川書店
(2008年02月)
小説。
本が切れて(中毒・・・)買って読み返した。けっこう好きです。妙に欠けた感じのある小説ですが最後に欠けたなりにまとまるので。う〜〜ん、なんというか幼児にその決断をしろってのは難しいよねえ、と。それでよかったのかな?笙子ちゃん。まあ彼もどっか普通じゃ...
戦場の画家 (集英社文庫)
アルトゥーロ・ペレス・レべルテ
木村 裕美
集英社
(2009年02月20日)
小説。
久しぶりに新刊が出た。嬉しいな〜〜。でもコレ舞台はほとんど動いてないですね。どこまでも歩いてきた戦場の記憶が交わされる話。サッカー場の話がコワイ。聞いたことあるぞ、それ・・・・。「戦場カメラマン」(ジャーナリストでもいい)なるものに対する胡散臭さ...
ラ・ロンド―恋愛小説
服部 まゆみ
文藝春秋
(2007年05月)
小説。
いまいち。がくり。
寒椿ゆれる―猿若町捕物帳
近藤 史恵
光文社
(2008年11月21日)
ミステリ・ホラー系
猿若帳捕物シリーズ最新刊。「巴之丞鹿の子」「と「にわか大根」が平積みしてあったのでとりあえず買ったらサクサク読めて面白かった。おや・・・「ねむりねずみ」や「二人道成寺」あたりのねっとりした世界はどこへ。しかし登場人物が個性的で読んでいて楽しいです...
お母さんは勉強を教えないで (新潮文庫)
見尾 三保子
新潮社
(2009年01月28日)
社会系
面白かった。学習塾を開いて40年の著者が体験から語る教育論と教育今昔。こういう恩師がいればねえ。勉強論の骨格は私自身の体験とも重なって共感するところ多し。しかし何だね、親の教育に全然文句はないが学校の教育には今さらながら言いたいことが多い。自分に...
妖星伝〈7〉魔道の巻 (講談社文庫)
半村 良
講談社
(1995年03月)
小説。
完読記念に。いや愉しかった。神様、そして半村先生、ありがとう!!1巻での「この星は地獄の星だ。すべての生命が互いに喰らいあうことで成立している」というところでああ、これがトーンなんだな〜、と思いました。そのとおりでした。ただし高みから見下ろさずに...
名前探しの放課後(上)
辻村 深月
講談社
(2007年12月21日)
小説。
風邪引いて本読むしかすることなし。なんだか少女趣味な表紙だが中身はなかなか良い。誰かが死ぬ、その「誰か」の自殺を防げ!!意外に学園モノって好きなのかなあ。それにしても絶望ってのは実にさまざまな形があるね、と嘆息。できないことをできるようにするって...
カフェ・コッペリア
菅 浩江
早川書房
(2008年11月)
小説。
うーん、この人のは何冊か読んでるんですが波長が合わない、かな・・・。印象に残らんのですよ。文章のインパクトがあんまりない・・・。淡々とした作風だしね。最後の「千鳥の道行」だけはイラストも話もけっこう好き。木偶助というプログラミング通りに動ける人形...
ファッション中毒 ~スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた
ミシェル・リー
和波 雅子
NHK出版
(2004年05月27日)
社会系
あー耳が痛い。服なんて必要ないんだよな〜〜確か被服の授業では持ってるものをすべて検討したうえで季節に合わせて買い足すものをて品質と価格のバランスを考えて買いましょう、と教わり深く納得したものだ。ひるがえって今は好きなものを好きなように買ってるおか...
妖星伝 (1) (講談社文庫)
半村 良
講談社
(1977年07月)
小説。
伝奇ロマンが読みたくなりまして。初めて読みましたが、いや、トンでもない。「実は自分は宇宙からわれらの王子を探してこの星にきた」と言われてああそうですか、と納得する江戸時代人ってどうなのよ。しょっぱなから飛ばしまくってくれます。最近ここまでの骨太な...
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)
辻村 深月
講談社
(2007年01月12日)
小説。
うーん、凍りのくじら以来精度が増したというか外さないストーリーテリングになってきてるわあ、ということで4点謹呈。ちと甘いというかナイーヴなところがこの作者の魅力になってきてます。トキワ荘のようなところに集まるクリエーターたち。モノを創るというのは...
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
海堂 尊
宝島社
(2009年01月08日)
小説。
面白く拝読。ベストセラーのわけがよくわかります。速水部長はかっこいいですねえ、ははは。ルージュの謂われはちょっとどうなんですか。患者は医者の顔色見てるどころじゃないと思いますが。白鳥が好きになってきて困ります。どこかでみたな、こういうキャラ。奥田...
邪魅の雫 (講談社ノベルス)
京極 夏彦
講談社
(2006年09月27日)
ミステリ・ホラー系
ううむ、そういえばコレも最近読み返したな。なんじゃこりゃ、というのが正直なトコ。あいもかわらず京極節に揺られてるのが心地よいが榎さん調子が出てませんね。そこがちょっと残念。最後がなんだか小学生の会話みたいだし。
ブラザー・サン シスター・ムーン
恩田 陸
河出書房新社
(2009年01月23日)
小説。
さてどうなんでしょ。始めのを読んで、「いよいよ自分の切り売りに入ったか・・・」と失礼ながら思った。まあネタはそうあるもんでもなし。「綾音」はどうやら結局物書きになったらしいけどその含羞っぷりが作者がよそで書いてたのとそっくりなので。そんな、「物書...
精霊の守り人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社
(2007年03月)
ファンタジー系
いいです、問答無用で。読む価値あり。ごはんとか美味しそう・・・。シリーズの中ではこれと次の「闇の守り人」が好きかな。早く最後まで文庫化して〜〜〜。待ってます。
ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
海堂 尊
宝島社
(2008年09月03日)
小説。
しかしこりゃミステリというよりエンタティメント小説ね。同僚に貸してもらって楽しく一気読み。異様にみなさんキャラが立ってますねえ。ときどき読んでいてひんやりさせられるところがあってクセになるかも。
SWAN MAGAZINE Vol.14(2009冬号)
平凡社
(2009年01月)
舞踊系
連載漫画Swanの立ち読み兼じきに来日するハンブルグバレエの情報収集。ハンブルグバレエにほれ込んで現地に通う人の記事が載ってて羨ましくてならん。さすがにそれは一般人にはちと無理・・・。Swanはすべて読んだが得た教訓は、己を知り、目標を悟るには早ければ早...
レオナルドのユダ (角川文庫)
服部 まゆみ
角川書店
(2006年02月)
美術系
一応最後のところでちょっとミステリ?ダヴィンチあんまり好きじゃないんですよ。描く顔が好みじゃない。(彼の描いたチェーザレ・ボルジアのスケッチは是非とも見たいが。どこにあるんだ)でもちょっと興味湧きました。今ルーヴル所蔵の「聖ヨハネ」をデスクトップ...
獣の奏者 I 闘蛇編
上橋 菜穂子
講談社
(2006年11月21日)
ファンタジー系
満足。上橋さんはイイ・・・!”「しかし何が現実であるのかを知らぬ者が、この国の長であってよいとは、どうしても思えないのです」窓からさしこむ夕日の影のような声だった。暮れゆく日を哀しみながら、夜の訪れを冷静に告げていた。”それはひょっとしてわがニッポ...
マジック・サークル〈上〉
キャサリン ネヴィル
Katherine Neville
学習研究社
(2003年10月)
ミステリ・ホラー系
四捨五入で3・・・・かな。ちょっと広げすぎでは?オカルト系のウンチクがたくさん出てきて楽しめますが。この人ロマンス系の出身?無意味に美男美女が出てくるんですけど。あと「実はAとBが××」というのが多すぎてご都合主義に見えてくるんですけど。なんでこんな...
地球紀行 世界美術館の旅 (小学館GREEN MOOK)
小学館
(2002年09月12日)
美術系
ヨーロッパ美術館めぐりだけでは物足りないと思ってるところへこれを発見。かなりの充実ぶりです。旅行計画立てるのに格好のアイテム。トーマスクックとともに旅の前に目をとおす1冊です。どうせ美術館にこもりっきりの私に普通のガイドブックは要らないかも・・・・。
ヨーロッパ美術館めぐり (旅の森)
長谷川 智恵子
昭文社
(1998年06月)
美術系
昔買って以来座右の書。道を踏み外したキッカケ。コレ読んでると行きたくなるのよねえ、絵を見に!行っては「済」のハンコを押し、気がつけば半分近く行ってるかもね。人生愉しくなりました。
悪いうさぎ (文春文庫)
若竹 七海
文藝春秋
(2004年07月)
ミステリ・ホラー系
3.6くらいかな。大変後味が悪かったので。これでもかとばかりに生きてる限り付き合いたくない人種が出てくるのに辟易。しかも私の考えるところの「最悪」が2つも出てきます。とほほ。それでも表紙は可愛いし葉村晶はタフだ。私の考えるところの「ハードボイルド...
ハムレット狂詩曲 (光文社文庫)
服部 まゆみ
光文社
(2000年11月)
ミステリ・ホラー系
ラプソディのように入り組む人間関係にめまいが。でもラストがよかった。甥っ子たちに振り回されてる演出家がかわいい。ガラスの仮面が読みたくなるねえ。
一八八八 切り裂きジャック (クイーンの13)
服部 まゆみ
東京創元社
(1996年05月)
ミステリ・ホラー系
4未満かな?4でもいいが私が読みこなせてないので。留学生の日本人2人が世紀末ロンドンを震撼させる切り裂きジャックに挑む!留学モノは好きなので時代にどっぷり浸かれて面白かった。未見ですがラ・スペコラの人形見てみたいですねえ。時々思うが服部さんの登場...
この闇と光 (角川文庫)
服部 まゆみ
角川書店
(2001年08月)
ミステリ・ホラー系
かなり好みのツボに来るので。パリのブックオフで見つけて購入。おかげで買った後の行動をイマイチ覚えてない。読んでた記憶だけがある。私のかわいいレイア姫、と育てられたこどもは成長して世界を見る。白鳥に育てられたあひるの子はどうなるのか?時々こういう事...
ブランド中毒にされる子どもたち 「一生の顧客」を作り出す企業の新戦略
アリッサ・クォート
古草 秀子
光文社
(2004年12月15日)
社会系
アメリカの子供の世界にどこまで企業が食い込んでるのかを輪切りにして見せてくれる本。冗談ごとじゃなくなってる感じです。明日はニッポン・・・。
ドゥームズデイ・ブック (夢の文学館)
コニー ウィリス
Connie Willis
早川書房
(1995年11月)
ファンタジー系
・・号泣。ツボですわ、大変に。タイムトラベル歴史ものだし。ああ〜オックスフォードはいいなあ!!
貴婦人と一角獣
トレイシー シュヴァリエ
Tracy Chevalier
白水社
(2005年01月)
美術系
「真珠の耳飾りの少女」と同じ作者であらびっくり。クリュニー所蔵の有名なタピスリをモチーフにした小説。絵師と彼に関わる女たちのハナシですが絵を見るように面白かった。しみじみとどうこう、という話ではないですがね。「わがただ一つの望みに」思わせぶりなタ...
七番目のユニコーン (文春文庫)
ケリー ジョーンズ
Kelly Jones
文藝春秋
(2006年05月)
美術系
これもクリュニーのタピストリネタ。・・・ええ、ロマンスは絡めないほうがよかったんじゃ・・・。予定調和な感じ。よく勉強しているという気はするけどねえ。
予知夢 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
(2003年08月)
ミステリ・ホラー系
よく読むと犯人の目星はつくぞ。前作よりトリックに奇をてらってないので読みやすかった気が。この章のタイトルどうにかならんものか。
探偵ガリレオ (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
(2002年02月10日)
ミステリ・ホラー系
またまたIさまにお借りした本。おお、レベルが揃っている・・・。筆力はたいしたもの。ただ、これはありか?と思うトリックと後味が悪いことがあるので3つ星。
十一月の扉
高楼 方子
リブリオ出版
(1999年09月)
ファンタジー系
ちょっと読むのが遅すぎたか?下御霊神社の祭礼の日にカフェコチで読みました。主人公爽子ちゃんのつづる童話が、中学生でこれだけの語彙を操れるかねと思ったり、母娘って難しいと思ったり・・。「きっと一生覚えてる」という瞬間があるのはいいなあ・・・。
パリ症候群 (TRAJAL Books)
太田 博昭
トラベルジャーナル
(1991年08月)
社会系
筆者の太田医師はパリに拠点を構えて邦人渡航者の精神疾患を診ておいでです。長年の経験から日本人の陥りやすいカルチュアショックと異文化コミュニケーションについて考察しておられて優れた比較文化論になっていると思います。後半、精神系のトラブルに陥ったとき...
犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
コニー・ウィリス
大森 望
早川書房
(2004年04月17日)
ミステリ・ホラー系
コニーウィリスの真骨頂が出たタイムスリップビクトリア朝ドタバタコメディ。どんどんずれまくる史実をつじつま合わせるべく奔走する主人公たち、さっぱり言うことを聞いてくれないその他大勢・・。楽しすぎる♪
街の灯 (文春文庫)
北村 薫
文藝春秋
(2006年05月)
ミステリ・ホラー系
職場のIさんに貸していただきました。面白かった!!明治の銀ブラしたくなります。3編のおなじ主人公の中篇が連なってます。「街の灯」がとても好き。並びなき名家に生まれついて自分を駄馬と言い切る道子さんの諦念が切ないぞ。
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