朝鮮総連について何の知識もなかった自分にとっては、入門的な知識を得ることができてよかったと思う。本書によって北朝鮮と朝鮮総連の歴史を概観できた。長銀破綻の経緯についての記述は参考になった。ただ、ヤミのカネの流れについては不明としているが、何か情報とかあったのではないかと勘ぐってしまった。最後に、日本人拉致問題と総連との関わりについては何も記述がなされていなかったことは大変残念であった。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2006年3月25日
- 本棚登録日 : 2006年3月25日
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