いわゆる有名人本には興味がないのです。
でも、世田谷パブリックシアターでの様々な試みをみるうちに
野村萬斎と言う人のことをもっと知りたくなりました。
で、この本。
幼少時から、1999年の子午線の祀りあたりまでの期間で、彼が
やってきたこと、考えたことが非常に明快に書かれています。
話の運びが、非常にクレバー。
芯がぶれない、常にベストを尽くす姿勢には、うむうむと納得し、
先人に学び、感謝する姿勢には、頭が下がるし。
新しいことに挑戦していく姿は、まぶしいです。
で、今後やりたいこと、と挙げられているものは、きちんと実現
されているという現在。
ああ、ほんとうに良い男だ。
ますますほれ込んでしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
書籍
- 感想投稿日 : 2009年1月27日
- 読了日 : 2013年9月26日
- 本棚登録日 : 2009年1月27日
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