K8さん
ジョエル バーカー Joel Arhtur Barker
日経BP出版センター (1995年04月)
実用書
パラダイムってのは、先入観、バイアス、固定観念とかと言い換えて良さそうです。要するに、凝り固まった考えの中にいると新たな考えによっていつの間にか足元をすくわれる、危機的状況になるよってお話です。上記のような認識を改めるのに良い本かもしれません。で...
渡辺 健介 matsu(マツモト ナオコ)
ダイヤモンド社 (2007年06月29日)
いわゆる論理的思考の方法を、小、中、高校生にもわかりやすいように書いた本。ツリーとかMECEとかです。内容はとても易しく、けっこう普通。しかし今までこういう本はけっこう読みましたが、じゃあ実際に使ってみようと思わせ使わせたのはこの本が初めてのような気...
ダニエル・タメット 古屋 美登里
講談社 (2007年06月13日)
エッセイ
サヴァン症候群かつアスペルガー症候群の著者の自伝。数字が色や形をともなって見えるという一般的には「天才」の部類に入る人です。しかしそれ故に、簡単に言えば多感過ぎるために苦労も多いようで、その自立していく様が書かれています。他の書評では「癒される」...
北尾 吉孝
致知出版社 (2011年09月16日)
カンブリア宮殿でも紹介されてた凄腕金融マンの、働く上での哲学って感じでしょうか。行間が大きかったので立ち読みで読めました。個人的な話ですが、行間が大きい本は好きではないです。中国の古典(四書五経とか)にかなり影響を受けているらしく、そこからの引用...
内田 和成
東洋経済新報社 (2006年03月31日)
コンサルの人が書いたビジネス書です。物事を進めるときには、まず解答にめぼしをつけて(=仮説を立てる)その仮説があってるかを確かめるように調べなさい、というススメ。つまり情報を網羅的に集めるのではなくってことね。当たり前のことかもしれませんけど(特...
黒木 亮
ダイヤモンド社 (2005年11月11日)
小説
日本の銀行から外資の投資銀行へ移ったサラリーマンが主人公のお話。投資銀行を舞台にしたものの中では有名っぽいです。主人公はいるんですが準主人公的な人が他に二人いるんで、小説として一人の人生を追うというよりは投資銀行を舞台にした色々をドキュメントタッ...
三枝 匡
ダイヤモンド社 (1991年03月)
以前紹介した「V字回復の経営」を書いた三枝さんの本です。こっちの方が昔の作品ですが同じような構成。主人公が落ちぶれてしまった事業部に出向して立て直すという話。実話を元にしてるようなんでリアルです。現場感というものが伝わってきて、能書きばかりというか...
岩瀬 大輔
日経BP社 (2006年11月16日)
華々しい経歴を歩いてきた著者がハーバード・ビジネス・スクールに留学中に書いていたブログをまとめたもの。ブログを少し読んでて、留学とかにも少し興味があったので読んでみました。面白いですね。資本主義について色々と考えることができます。著者はまさに資本...
東野 圭吾
文藝春秋 (2006年10月)
正直イマイチ。確かに切り口は面白い。けどリアリティがない。なんつーか、話ができすぎなんですよね。もっと普通の人に普通に悩んで欲しかったです。淡々とした文章でそれが読者に冷静に事実を伝える、らしいんですが、俺的にはその文章がどんどんリアリティのない...
五木 寛之
講談社 (2000年11月06日)
仏教の他力についての本です。最近宗教とかに興味を持っているので読んでみましたが、今までそういうことに関心がなく資本主義の下で生きてきた俺にとっては、すんなりとは受け入れ難いです。でもこういう考えは必要かなとも。俺的には、宗教や倫理のような感覚的な...
角田 光代
新潮社 (2003年06月)
ある女の子が家を出ていった父親に「ユウカイ」され、海や山や街を転々としていくという話。その過程で女の子が成長するという感じでしょうか。こうやって書くととても陳腐ですが、爽やかな雰囲気でさくっと読めるし、一冊持ってても良い本に思います。日々の雑事で...
原田 隆史
日経BP社 (2006年05月11日)
元中学教師の、人が、組織が変わるにはどうしたら良いかを書いた本。基本的には小さなことから始めることを提唱しています。著者は色々な実績からその方法に自信を持っているようで、それなら試してみようかと思わされます。また、どうやったら変わるか、ということ...
藤巻 健史
光文社 (2006年03月24日)
伝説のトレーダー藤巻さんが品川女子学院で行った講義をまとめたもの。比較的易しい内容で、今後どういう資産運用が良いかをけっこう具体的に言ってます。あとは藤巻さんがどういう仕事をしてきたかとか。言ってみれば講義録なわけで、読みやすいです。ちなみに株、...
藤原 正彦
新潮社 (2005年11月)
論理だ論理だと日本もアメリカ型になってきたけど、論理だけじゃなくてもっと他のもの(情緒、形)も大事だろう、という話です。序盤は、何言ってんの、説得力ないよ(=論理的じゃない)、と思ってたんですが、途中にあった「論理には出発点が必要である」という意...
江國 香織
新潮社 (2002年06月)
あとがきに「これは狂気の物語です」とありますが確かに。主人公が変わった人です。この人の本の主人公はいつも変わってるように思いますが。でもロマンチックで読みやすい小説でした。わかりやすいと言うか。けっこう好きですね。確かに狂気なんですが、それをどこ...
司馬 遼太郎
文藝春秋 (1998年09月10日)
ついに読み終わりました(書評には一巻だけ載せておきます)。八月から他の本とかも間に読みつつ、地道に読み続けること三ヶ月。坂本竜馬が生きた激動の幕末を感じることができました。カッコ良いね。彼カッコ良いよ。いかに事を成すか、という彼の一生からは学ぶこ...
「THE21」編集部
PHP研究所 (2005年10月25日)
色々なトップビジネスマンのインタビュー集。実際の仕事術から考え方まで色々と。この本を出した編集部がその仕事術を実践して、大きく効率が上がったってんだからその価値はあるんでしょう。本は読んだら自分の血肉にせんとね。と言いつつ俺は読んだだけ。モチベー...
佐藤 真介
明日香出版社 (2006年09月)
これももらいました。クリエイティブになりたい、という人に向けた本で、こういう発想法があるよという本です。最初に抽象的な方法を紹介し、その後具体例が挙げられてます。しかしその抽象的な方法は抽象的すぎて、具体的な例は具体的すぎるように思います。その間...
保田 隆明
幻冬舎 (2006年09月)
ネットでのプレゼントでもらいました。株についてのかる〜い小説。設定、展開がわかりやすい。わかりやすすぎる。↓の「投資銀行青春白書」と同じ作者なので、似たような感じです。株に興味ある人がさくっと読むには良いと思います。本格的に始めるには心許ないです。
東山 紘久
創元社 (2000年09月)
よくある、「話すより聞く方が大事」って本です。著者はカウンセラーで、その仕事の経験や心理学の知識などからのアドバイスです。ちょっと話が胡散臭いところがありますね。ありがち。しかしよくよく読んでみると、とても実践的な内容です。日常生活を円滑に進める...
岩崎 日出俊
祥伝社 (2005年04月)
興銀、外資系投資銀行で働いた銀行マンが書いた本。サブタイトルの通り、株価の意味だったり、企業の目的だったり、それらを考えた上での実際の企業についてだったりで、そういう方面に疎い人にとっては新しく面白い内容です。ずっと理系でやってきた俺にとっては新...
ダイヤモンド社 (2006年09月14日)
大学を卒業した女の子が外資系投資銀行に入行して、成長する姿を描いた小説。著者は元投資銀行マンということで、内容は説得力あるものなんじゃないでしょうか。あとがきに、エグさとかを除いて爽やかな内容にしたとはありますけど。その言葉通り、イメージしてる外...
羽生 善治
角川書店 (2005年07月)
著者が将棋を通して学んだこと、思うことを書いた本です。読むなら将棋を知ってる方が良いです。さすがにトッププロだけあって、話に説得力があるしその凄さが伝わってきます。他業界のトップが言うことと重なることも多く、こうやって多方面から指示される考え方っ...
黒川 清
東洋経済新報社 (2006年05月)
最近良く読む系統です。実際に国際的に活躍している男女二人による、プロフェッショナルへの道といった感じでしょうか。人脈を広げる、自己研鑽を積む、勇気を持って飛び込む、異文化に触れる、などなどが大事らしく、大体俺が思ってることと同じようなことでした。...
セロン・Q・デュモン ハーパー 保子
サンマーク出版 (2006年02月17日)
初版はかなり昔らしく、けっこう古い本です。内容は、集中力がいかに大事かという話が延々と語られ、それを得る方法が最後の方に少し書いてあります。外国の本にありがちな、冗長な感じです。そもそも原題は「The Power of Concentration」なので、集中力の身につけ...
木村 剛
講談社 (2001年03月)
普通イメージする投資本とは大分違う本です。とりあえずすべきことは節約と自分の仕事だってんですから。その上で余ったお金で、超長期投資をしようという本です。著者曰く(というかデータによると)、株を30年保有すると年利12%に落ち着くらしい(たしか)。という...
新潮社 (1998年02月)
沖縄行ってる間に読みました。以前読んだのを再読です。この人の小説の登場人物ってリアリティない人たちが多いように思うんですが、以前読んだときよりはリアリティあるように感じました。俺がわかってきたということでしょうか。この小説の登場人物たちは、ambival...
島本 理生
角川書店 (2005年02月28日)
色々なところからの評価は高い作品のようです。俺的には、何て言うか普通って感じです。全体的に。それは悪い意味ではなく、良く共感できるという意味でも。なので、疑似体験としてはリアルなんじゃないでしょうか。似た経験のある人にはもっとハマるんだろうと思い...
重松 清
文藝春秋 (2005年08月05日)
今井さんが「良いよ」と俺にくれて、「王様のブランチ」で絶賛されてたのも知ってたんですが、しばらく放置していました。俺がよく見る書評ページに、「重松清は良い話を説教臭く書く」みたいに書いてあって、それを見てからはそんな感じが鼻についてしまってて、こ...
伊東 乾
講談社 (2006年03月23日)
東大の情報処理の授業を担当してる教官の、講義録とはいかないけどそれに近い本。情報とかが溢れている現代社会で、それらを上手く活用していくには+α、みたいな本。説明が難しいんですが。全体的に浅め。こういう力が求められている、というのを随所で紹介知るけど...
リリー・フランキー
扶桑社 (2005年06月28日)
言わずと知れた有名作品です。泣ける泣けると噂の本作ですが…泣けました。かなり。読んだ人の大体は、もっと親孝行しよう、と思うんじゃないかと思います。特に合理とか論理とか重視しがちな俺には、非常にインパクトありました。俺は冷たい人間だなぁと思わされまし...
日本経済新聞社 (2001年09月17日)
ちょっとジャンルわけが難しいんですが、事実を基にした小説ですね。業績不振に陥った事業部を立て直すまでのサクセス・ストーリーです。面白いですね。とりあえず展開がなかなかエキサイティング。挿図として出てくるパワポとかが現実に使われたものらしく、リアリ...
松本 大
幻冬舎 (2004年08月)
最近株とかに興味持ち始めたんで読んでみました。古本にあったから買ったんですが、これが出版されたのは2004年の夏です。そのときの日経平均が11000円ぐらいで、最近は落ち込んできたものの、今年の4月に17000円強までいったことを考えると、予想は...
樋口 泰行
ダイヤモンド社 (2005年03月04日)
この本が出た当時は日本HPの社長でしたが、現在はダイエーの社長です。HPの社長になるまでのキャリアを振り返った自伝って感じでしょうか。松下→MBA→BCG→アップル→コンパック→HP(合併による)となかなか波乱万丈ですが、そのときどきで感じたことなんかをまとめてあ...
堀 紘一
PHP研究所 (2004年08月)
文庫になる前のタイトルは「強い会社はこうしてつくれ!」だったらしく、確かに会社を作る方法論みたいな本です。日本企業の今までの問題点や、今後のあるべき姿なんかを所々で語って、各章ではビジネスプランの作り方、ビジネスパーソンのあるべき姿、良い組織の作...
PHP研究所 (2004年10月)
タイトル通りの内容で、今後の社会で会社に必要とされる人とされない人について書かれた本です。ちょっと抽象的ですね。大事だって言われることは、まあ確かにって感じです。じゃあどうしたら良いのかってとこを皆考えてるんじゃないかなと。とは言え、最近大前さん...
大前 研一
文藝春秋 (2003年02月26日)
いつもの大前さんの本です。「質問する力」ってタイトルがついてても、書いてることは大体一緒です。大前さんは色んな文章を色んなところで使ってるって感じですね。主題は、前提とか与えられた情報とかをそのまま鵜呑みにしちゃいけない、って話でした。だまされち...
樋口 裕一
PHP研究所 (2004年06月)
ふつー。いたってふつー。なぜあんなに売れたのかわからない。まあ群集心理ってとこでしょう。俺も買っちゃいましたし。こーゆー話し方をしたら嫌われるよって本です。嫌われる話し方ってのがだいたい当たり前です。それをもっともらしく、多少の解決策なんかを示し...
ロバート キヨサキ 白根 美保子
筑摩書房 (2000年11月09日)
ちょっと前に話題になった本です。就活中にこの本を薦める人が多かったので読んでみました。以前は挫折したんですが、今回は楽しく読めました。そして触発された。資産運用ってのを真面目に考えようって。日本人はそういうの苦手なようですし。勉強したいと思いまし...
後 正武
PHP研究所 (2006年03月01日)
論理的思考についてのお話です。こーゆー本読みすぎだな。ということで大体同じようなことが書いてあります。まあたくさん読むことで、より細かく論理に注意するようになるというのはありますね。しかし後半はあまり論理的とは言えない内容だったのが変な感じでした...
梅田 望夫
筑摩書房 (2006年02月07日)
今話題の本ですね。Web2.0とは、みたいな話らしい。内容がアグレッシブ(≒真偽が疑わしい)なので面白く読めます。ほんとかよ、すごいな的な。内容的にも読んでおいて損はないような。しかしネットはやはりすごいと思います。可能性が。今後10年、20年が楽しみで...
森 博嗣
集英社 (2002年09月17日)
その他
第二段です。今回は質問を公募したもの。う〜ん、第二段ってのはやはり質が落ちるね。質問も公募したものだし、下手な意図が見えるというか。前作は10年間の授業の質問から選りすぐったものだし。相変わらずさくっと読めますけどね。
集英社 (2001年04月17日)
小説じゃないけど。著者は某国立大学の工学部建築学科の助教授で、この本は授業での生徒との質疑応答をまとめたもの。うむ、こいつはまさに犀川先生ですな。めっちゃそのまんま。考え方とか、質問に対する答え方とか。薄い本なのでさくっと読める。森博嗣が好きな人(...
ジェリー メイヤー
ディスカヴァー・トゥエンティワン (1997年03月31日)
アインシュタインが書いたんかなぁ?更新ストップ宣言からまったく小説を読まなくなった(読む本の種類を変えた)んですが、これは研究室においてあって、さくっと読めたんで。小説じゃないけど…んで内容はと言うと、まあ名言集ですよね。なるほどって感じのものから...
東京大学Agents
インデックス・コミュニケーションズ (2004年06月07日)
ふくちゃんとそのクラブの人たちが書いた本です。小説じゃないですね、タイトルそのまんまです。内容は株の基礎知識、分析の仕方などが登場人物の会話形式で展開されてます。わかりやすい。そしておもしろい。やさしいとは言え、実際投資するには覚えなきゃならないこ...
フォレスト・カーター 和田 穹男
めるくまーる (1991年11月01日)
タイチのおすすめで。あんだけ色々おすすめされといて、結局自分の読みたい本ばっか読んですいません…それはいいとして、内容は両親を亡くした男の子がインディアンの祖父母に育てられるお話。こんな生活してみたい、まで言ったら言い過ぎだけど、こーゆー感覚ってい...
フランソワーズ サガン
新潮社 (1955年06月)
名作ってやつも読もうよってことで。外国の作品(特に昔の作品)ってのは苦手意識があったんだけど、案の定苦手でした。だって訳が下手なんだもん。読みづらく感じました。実際小説のおもしろさってのは表現力ってのが関わってくるわけだから、原文じゃないといまいちだ...
アレックス・ロビラ 田内 志文
ポプラ社 (2004年06月22日)
「ぶっちゃけ」ではないです。公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も、財産も、すべてを失い変わり果てた友人に、祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語をかたった…ってお話。物語を通して人生で大切なものについて語るってやつです。「チー...
綿矢 りさ
河出書房新社 (2003年08月26日)
こっちは最年少で芥川賞受賞です。前作同様の変わった文章がツボでした。若い感性でしょうか。「蹴りたい背中」って表現おもしろいし。ただ、その分かどうかはわかんないけど、ストーリーがまあ普通。なんか中途半端な感じが。しかし今後に期待ですな。余談ですが、受賞...
河出書房新社 (2001年11月)
最年少で文藝賞受賞らしいです。ストーリーは受験を控えた女子高生が現在の生活に嫌になるってありそうな話。まああえてそれを選んだのかな。日ごろの生活を捨てて違う生活を始めるんだけど、そんな簡単に違う生活が始まってそんな簡単なラストってのがちょっとね。文章...
吉田 修一
新潮社 (2003年09月26日)
相変わらずシブイね。取り立ててドラマがあるわけではない男女二人を、淡々と描いてる。そんな二人だからこそ共感を呼ぶのかも。俺は、主人公の男の嫌な部分、別の言い方をすれば人間臭さ、に共感できず、深く感情移入できなかったけど、その分リアリティはあったよ...
講談社 (2003年08月26日)
この人の話はシブイとかってよく言われるんだけど、確かにって感じ。5つの短編が1つの筋によって結び付けられてるんだけど、その5つを強引にまとめるでもなく、感動にもって行くでもなくって感じが好感持てました。まあ最近はそんなわざとらしい作りってのはないのかな...
横山 秀夫
講談社 (2002年09月05日)
久しぶりのコンテンツ更新です。映画観たんでね。内容は大体映画と一緒です。微妙に違うけど。しかしやっぱ小説先に読んだ方がいいかな。映画が先だとイメージがついちゃって、どうしても俳優の顔が浮かんじゃうのよね。映画と小説は細かなちがいがあるわけで、その...
養老 孟司
新潮社 (2003年04月10日)
ベストセラーですね。小説じゃないけど。科学的な話ってよりは思想書って感じも強く、論調も強い。「現代の社会は〜を欠いていて、〜が問題だ。それは〜からみてとれる」みたいな。ただ自分の考えに一石を投じるにはこれぐらいの方がいいのかな。ただ、これを鵜呑み...
唯川 恵
幻冬舎 (2002年05月)
結婚目前にしてフラれた女性のお話。中盤はけっこうドロドロしてますね。女の人ってこえ〜って思う。女の人に限らないとは思うけど。ある意味リアルなのか、読んでて沈鬱な気分になる。しかしこういう部分をしょうがないと認めるのはどうかと思う。こうなっちゃいかんよ。...
集英社 (2000年11月17日)
この人の小説はいつも思うけど、わかりやすく読みやすいね。文章うまいし。その分インパクトが弱いわけだけど。中の上って感じが。今回は誠実な男と俺様男の間で揺れる女の人の話でした。とても後者のタイプではない俺としては前者を応援してました。実際どっちのタイプ...
山本 文緒
角川書店 (1996年05月)
あのときああしていれば…誰もが思うことですが、そのもう一つの選択をしたもう一人の自分がいるってお話です。お互いに現状に不満を感じ、生活を交換して…的な。どうかねぇ。ようは無い物ねだり。んで主人公が嫌な奴なんですよね。それが二人いるもんだから。俺は基...
山田 悠介
文芸社 (2001年11月)
話の内容は、佐藤姓を嫌う王様が、国内から佐藤姓を抹殺せよという命令を下したために、佐藤姓を持つ者の命がけの鬼ごっこが始まるというお話。設定とタイトルは面白いと(俺は)思うんだけど、文章その他がね〜。いろいろ矛盾があるし。久しぶりに面白くないと思いま...
山田 真哉
光文社 (2005年02月16日)
会計の基礎をわかりやすく、って本です。売れてるんで暇つぶしに買ってみました。タイトル通り、さおだけ屋が潰れない理由などを実例を用いてわかりやすく書いてます。まあでも内容は当たり前のこと+αぐらいかな。じゃないと難しくなっちゃうからね。なんでこれぐら...
山田 詠美
新潮社 (2003年03月25日)
久しぶりの書評です。後半数10ページは本屋で立ち読みしました。図書館から借りてたの返しちゃったからね。んで内容はというと、うむ、確かにこいつは青春小説だ。アメリカ南部を舞台に、9.11の事件を挟んだ双子の人間的成長を描くというもの(9.11の事件後がメイン)...
村山 由佳
集英社 (2005年01月20日)
地元帰って暇だったんで久しぶりに本買いました。これがなかなかのヒットで。大学の先生と不倫してる学生が主人公の、恋愛+青春小説です。とりあえず、表現がいちいち良いね。さすがに安心して読めるし、微妙な矛盾とかもなくてベネ。ストーリーは普通だけど、ちゃ...
村山 由佳 小瀧 達郎
集英社 (2004年10月26日)
「天使の卵」の続編ではないんだけど、一応意識されて書かれたらしい恋愛小説です。「天使の卵」の内容を薄ぼんやりとしか覚えてないからあんま意味ないけど。内容は普通でした。普通。さすがに安心感があって読んでて楽しめます。やっぱ文章とか巧いし。キャラたっ...
村山 由佳 村上 龍
集英社 (1996年06月20日)
家にあったんでもう一回読んでみました。内容覚えてないもんだな…ってことで新鮮に読めました。恋愛小説です。第6回小説すばる新人賞を獲った小説で、その選評に「じつに凡庸だ」って内容の評があるんですが、確かに。普通っつーかストレート。すごく共感できます。...
村山 由佳 長崎 訓子
講談社 (2001年11月20日)
恋人に裏切られ傷ついた主人公が、バイトに行った信州の人々と触れ合い心を癒していくってお話。この人のお話わかりやすいね。でもおもしろいと思う。他の作品も(あんま読んでないけど)けっこう好きです。また今回は主人公が自分と似てる様に思えたんで特に。傷つくっ...
村上 春樹
講談社 (2004年09月07日)
とりあえず言っとかなきゃならないのは、行間が広いのと文字が大きいってこと。慣れればそれまでだけど、なんか小学生が読む本みたいだ。ストーリーは、ある一晩に起きる出来事とそれに関わる人々の心の動き、って感じかな。今回は一人称ではないこと、主人公が女の子...
新潮社 (2002年10月)
村上春樹が本場のウィスキーを求めてアイルランドやらのパブをはしごする旅行記(?)。やっぱ文章がうまいのか俺もウィスキーを飲みたくなりました。それってすごいことだと思う。俺はウィスキー飲めないんだけどね。ウィスキー飲む人が読んだらさらに面白く読めるん...
新潮社 (1999年05月)
村上春樹作品のなかでも人気のある作品。陰のナンバー1ともいわれる。らしいよ。「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」が同時に進行していき最後にリンクする、という形。↑にも書いたように基本的に雰囲気が好きだし、確かに話も面白いと思いました。...
講談社 (1987年09月10日)
言わずと知れた有名作品ですね。著者曰く、「100パーセントの恋愛小説」らしい。確かに。「ダンス・ダンス・ダンス」なんかより若さや痛さがあるような。それゆえ感情移入しやすいです。これを読むの2回目なんですが、前より楽しめました。村上春樹作品を一通り読んだ上で...
講談社 (1988年10月24日)
ムラカミワールド全開ですね。カッコつけた文章といい、話の展開といい、登場人物といい。話の内容としては一応、「風の歌を聴け」からの三部作に続く形ですね。いつものように全体に雰囲気が漂ってて、カッコよかったし、洗練されてる印象を受けました。まあ相変わらず...
講談社 (1982年10月13日)
三部作第三段です。カッコつけ具合がちょうどいいぐらいかなと思いました。相変わらず文章の雰囲気はよいね。一応、「僕」と「鼠」の話に決着がつくわけですが、俺の実力じゃ理解が及ばず…言ってしまえばわかりづらいのよね。しかも長い。必要から長くしてるんだろうけ...
講談社 (2004年11月16日)
「風の歌を聴け」に続く三部作の第二段。相変わらず雰囲気は好きです。文章もカッコいいと思う。ただストーリーが漠然としすぎてた気が。村上春樹っぽいっちゃあぽいのかもしんないけど。まあ俺の友達には、かなりおもしろかったって人と、全然おもしろくなかったって人...
講談社 (1982年07月)
村上春樹のデビュー作ですね。う〜ん、どうなんだろ。力量不足によりちょっとわからず。でも村上春樹の雰囲気は感じる。と思う。この人の文章全体に流れる雰囲気ってのは好きですね。台詞まわしもけっこう好きかな。冒頭の、「完璧な文章などといったものは存在しない。完...
宮部 みゆき
文藝春秋 (2000年10月)
現代の学生が2・26事件の時代にタイムスリップし、そこで事件に巻き込まれるというお話。やっぱ宮部みゆきは完成度が高いなと。エンタテイメントとしておもしろいし、全体的に良いです。これはけっこう古い作品だから最近の作品も読みたいなぁと思わせます。しかし...
朝日新聞社 (2002年08月)
直木賞受賞作品で、俺にとっての初宮部みゆきです。ある高層マンションで起きた殺人事件をルポタージュ風に書いた作品。いろいろな要素が詰め込まれてて楽しいです。全体が(当たり前だけど)しっかりしてて分厚い本だけど普通に読める。宮部みゆきが人気なのも頷けます...
松久淳+田中渉
かまくら春秋社 (2000年12月31日)
ある青年が天国の本屋で働くってお話(そのまんま)。設定がおもしろく、読みやすい。終わり方もけっこう良いと思います。でも、恋愛その他を描くにはちょっと短いかな。俺の中では短いってのは加点になるんだけど、それはきっちり内容があってのことだからね。って言...
本多 孝好
集英社 (2002年08月26日)
その病院には一つの噂があった。死を間近にした患者の願い事を、一つかなえてくれる人がいるという…って内容のお話。設定にちょっと無理があるのと、大きな盛り上がりがないのがちと残念。文章自体はうまいし、ところどころいいフレーズもあるように思います。この著者...
祥伝社 (2003年03月)
短編の恋愛小説四つ。おもしろかったです。読んだ後気分がよかったな〜。俺は「イエスタデイズ」と「シェード」がよかったと思う。「シェード」が最後ってのもいいね。設定的にはありがちなんだけど、文章とか台詞まわしがいいのかな。まあありがちってのも、うけるか...
堀江 敏幸
新潮社 (2003年11月)
なんつーか淡々と。表題にあるように雪沼とその周辺に住む人たちの生活を描いた連作短編集。もう淡々っぷりは半端ねーっす。あー、こーゆー書き方あるよねって感じ。それを退屈とみるか、静かな感動とみるか。俺は前者かな。作者の意図があるのか、ただ書いているの...
文藝春秋 (2001年03月)
これまた恋愛だけじゃなく、性についての話が加味されてる。てかそっちが中心。性について考えるきっかけになると思いました。東野圭吾の作品は二作目だけど、基本的に文章その他に好感が持てる。今後は《白夜行》、《手紙》なんかを読みたいと思います。
文藝春秋 (1998年09月)
面白かったと思います。恋愛小説でもやっぱ、何かしら特殊な要素っていうか非現実な設定があるほうが楽しめますね。まあベタな感じってことで好みが別れるかも。俺は最後が好きです。うまい終わり方なんじゃないかな。広末涼子主演で映画化されました。
西田 俊也
メディアファクトリー (2000年12月)
結婚を明日に控えた女性が、事故に遭ったことがきっかけでさまざまな過去の恋愛に、今の記憶を持ったまま飛ばされてしまうというお話。誰でも、やり直したいというわけじゃないけど、もう一度過ごしたい恋愛ってのがあるだろう?ってことらしい。案はいいと思うんだけ...
中山 可穂
講談社 (2002年05月15日)
不幸な生い立ちを持つ二人の生い立ちから出会い、その恋愛を描く恋愛小説。その二人ってのがね、両方女の人なのよね。全体的にテンポいいし、生い立ちから描くことでその人の考え方とかの形成過程がリアル。同性愛だから純粋ってわけでもないだろうけど、「恋愛小説...
高野 和明
講談社 (2001年08月)
死刑囚の冤罪を晴らすというサスペンス。内容、描写共に良いと思います。死刑ってものを大きく取り上げているんだけど、その描写は緊迫感がある。また死刑制度やその他現行の法律について考えさせられますね。サスペンス小説の内容ってのは普通の生活から離れた内容であ...
辻 仁成
角川書店 (2001年09月)
Rossoに対してこちらは男性を主人公にした話。二つで一つって感じなんで評価は同じにしようかと。しかし自分が男だからかこっちの方が全体的に印象よかったかな。より入り込めたのかも。恋愛だけじゃなく修復士としての仕事とかもあって。こーゆー話には出てき...
辻内 智貴
光文社 (2002年12月13日)
傷ついた少女の、周りの人たちとの触れ合いを描いたお話。こいつはいい。いいよ。「青空のルーレット」より洗練されてる感じがあり、さらにユーモアも冴えている。オトギバナシというだけあって、確かに甘さがあるような気もするけど、まあ小説ならこれぐらいオッケ...
筑摩書房 (2001年05月)
夢を追いかけるため、バイトで食いつなぐ若者達の話「青空のルーレット」と、女子高校生の恋とその他を描く「多輝子ちゃん」の2つを収めた作品。前者は爽やかに元気になれる話、後者は少ししっとりとした感じかな。後者は太宰治賞を受賞してますが、俺は前者の方が好...
真保 裕一
講談社 (1996年08月)
窪田おすすめの小説です。偽札作りをめぐってのサスペンス。長いんだけど話が二転三転して次々と新しい展開が楽しめます。特に最後は話がこーなってこーなってこーなるんかい、みたいな感じでサスペンスの醍醐味を味わえました。こーゆーラスト好きだよ。ただね…偽札...
新堂 冬樹
角川書店 (2003年02月)
帯に田中麗奈の推薦があるんだから読まないわけにはいかないでしょう。まあそれは冗談だけど、けっこう人気あったみたいなんで読んでみました。う〜ん、どうだろ。主人公の男が高校時代に出会った少女に8年後再会して…っていうメロドラマ(帯に書いてある)なんだけど...
検索
本棚の表示内容を複数の条件で絞り込みや並び替えができます。