ムナシキソノナガイマニノコレリ――
最終話。
崩壊、死すべき運命を受け入れ、承知した上で現実に立ち向かうリルと、旅をして失った記憶を再認識し、再生する地球を肌で感じたビンセントは神意に触れる。
滅びの時を免れるものは何か。生きるに値するものは何か。
それは新しい物語の始まりでもあった。
決して悲劇的な終わり方ではない。
また再び省察一から見直したくなる、迷宮のような物語。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
空想科学
- 感想投稿日 : 2009年11月8日
- 読了日 : 2009年11月7日
- 本棚登録日 : 2009年11月7日
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