20年前に浅見の父親が遭遇した海難事故の謎を調べているうちに、その関係で知り合ったばかりの知人が、房総沖と、小田原という、遠く(?)離れた海域で、ほぼ同日に殺され、水死体となって発見される(発見された日時は異なる)。警察は当然、連続殺人など想像もつかないが、例によって、名探偵のカンと行き当たりばったりで繋がりが解きほぐされていくわけです。<BR>
本書のタイトルから連想される「生贄」が、現在もまだ残っているかの先入観を抱かせる物語展開ですが、多分、予定調和的などんでん返しを用意してくれているだろうと、この先が楽しみです。
<BR>2006/10/19
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- 感想投稿日 : 2006年10月19日
- 読了日 : 2006年10月19日
- 本棚登録日 : 2006年10月19日
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