ミステリから歴史、哲学、文学まで何でも読みます。
Nekoskeyさん
宇江佐 真理
朝日新聞社 (2004年10月15日)
宇江佐真理
松前藩士の相田総八郎は移封のため浪人となり、妻なみと江戸・ 神田三河町の徳兵衛店に移り住みます。 復領、帰藩をひたすら信じ、総八郎は大工仕事などに努めます。 やがてなみは総八郎の子を生み・・・。 どの住人も個性豊かで人情にあふれています。 中でも...
文藝春秋 (2004年06月29日)
北町奉行、遠山左衛門尉景元の落し胤との、一度きりの出会いを描く表題作。 葛飾北斎の娘応為を主人公とする、「酔いもせず」。 蠣崎波響に材をとった、「夷酋列像」。 最上徳内の一生を描いた、「シクシピリカ」 実在の人物を描いた短編集です。 「夷酋列像...
実業之日本社 (2005年05月18日)
幕末の探検家最上徳内を描いた小説ということで、買ってみました。 短編六作品の内、最上徳内を扱っているのは「錦衣帰郷」だけでしたが、他の作品も、すごく良いです。 実は宇江佐真理という作家、ぜんぜん知りませんでした。 函館に在住の作家なのですね。 本...
亀山 純生
大月書店 (2005年07月)
ディベート/動物園廃止
第3章では、著者は「動物の権利」を中心に「自然の権利」の可能性を考えます。 「動物の権利」論の倫理的難点と論理的意義について詳しく解説します。 「動物の権利」論について、哲学的、倫理的に解説し、ピーター・シンガーにはじまる動物の権利論について検討を...
青木 人志
明石書店 (2004年03月30日)
動物の権利を語ることは可能か。 我が国の民法では動物は全て「物」です。 著者はヨーロッパの動向などを見ながら、「物」から「人」へという潮流が存在することは否定しがたいと言います。 しかし「動物の権利」という言葉が感じさせる違和感もあります。 「権...
ロデリック・F ナッシュ Roderick F. Nash
筑摩書房 (1999年02月)
アメリカの環境倫理思想の形成過程について、思想史的な観点から概観し、現代の環境運動における環境倫理学の意義を検討しています。 動物の倫理に関する論争の中で、初期に最も影響力のあったオーストラリアの哲学者、行動主義者であるピーター・シンガーの論文や論...
川端 裕人
文藝春秋 (1999年03月)
種の保存計画(Species Survival Plans)の目的は、二つあります。 野生からの捕獲が難しくなっているので、動物園で飼育する動物を自家供給するためと、繁殖による種の保存です。 種の保存には、血統登録書の整備が必要です。 飼育下繁殖は動物園の最大の機能で...
平沢 正夫
三一書房 (1996年05月)
ニワトリ、ブタ、ウシ、サケ、ペット、実験動物などを経済動物とよびます。 「第9章 動物の権利」では、動物園も例外ではないことを説明します。 権利より管理の動物園。 日本の動物園の多くは市立です。 ですから動物は全て値段をつけて資産台帳に載せなければ...
ピーター・シンガー
技術と人間 (1986年09月)
動物の権利を包括的に扱い、詳しく説明してあります。 動物の権利、動物の苦しみの科学的評価、動物園反対論、政治と動物の権利、アニマルライト活動家たちの声など、倫理面から、科学面から、政治面から、社会的な面から論じています。 アニマルライトは感傷的な...
コリン タッジ Colin Tudge
朝日新聞社 (1996年09月)
今日の自然保護活動において、動物園は重要な役割を果たしています。 そして、動物園が果たすさまざまな役割の中でも、現在最も重要なのは絶滅に瀕した種の繁殖であると著者は述べます。 動物園は動物の繁殖、保護繁殖をおこない、動物を絶滅から救わなければなら...
梅崎 義人
成山堂書店 (2004年04月)
人権の上に動物権があると思うのですが、運動家たちの中には、そう思っていない人も多いようです。 保護したい動物を保護したことによって満足感に浸る人々の精神的支柱になっているのが、アニマル・ライト(動物の権利)です。 アニマル・ライトは、レイシズム(人...
ローレンス プリングル Laurence Pringle
日本放送出版協会 (1995年03月)
動物の権利についての賛否両論だけではなく、動物権運動が現在どのようなことに関心を持っているのか、どのような活動をしているのかについても書かれています。 動物の権利という考え方について、読者が考える材料を提供してくれます。 動物の権利とは、道徳的倫...
マーク・ベコフ 藤原 英司
中央公論新社 (2005年07月11日)
「動物は痛みや苦しみ、不安を感じるか」「動物には自意識があるか」「動物の権利、動物の福祉」などについて考察してあります。 動物権利論者、動物福祉論者の違いについても詳しく説明してあります。 「第9章 動物園、野生動物テーマパーク、水族館」では、余剰...
渡辺 守雄
青弓社 (2000年08月)
本書では、動物園の存在意義を歴史的な背景から書き起こし、包括的に「動物園というメディア」について解説しています。 人間中心的なパラダイムを超え、動物園の根本的な存在意義、日本人にとって動物園とは何なのかを、数人の著者が解説します。 特に、第4章「...
デヴィッド・ドゥグラツィア 戸田 清
岩波書店 (2003年09月06日)
著者は、「感受性を有する動物」は「道徳的地位」を持っていると主張します。 そして「平等な配慮」に値するとも主張しています。 動物は道徳的地位、あるいは道徳的権利を持っているのでしょうか。 著者は動物の心の世界、利害を理解する枠組み、肉食の倫理、ペ...
市民ZOOネットワーク
岩波書店 (2004年05月07日)
動物園の入門書として最適です。 安価で、読みやすいですが、情報は満載です。 ディベートの証拠資料として使えるところも沢山あります。 動物園の4つの目的なども詳しく書かれています。 ディベートをするには、ぜひ買っておきたい本です。
島田 荘司
南雲堂 (2005年07月)
ミステリ
最初は結構盛り上がり、それなりに楽しめます。 トリックも良いのですが、何か都合が良すぎというか、うそ臭いというか。 おそらく島田荘司だけで書いていたら、こんな感じはしなかったのでしょう。 島田荘司のミステリは、冒頭に壮大な謎を用意し、それが結末で...
山野 車輪
晋遊舎 (2006年02月22日)
マンガ
「嫌韓流」の第2弾です。 発売日を「竹島の日」にもって来る所が良いですね。 前作にもまして、面白いです。 それにしても韓国の反日教育はものすごいです。 徹底していますね。滑稽なほどです。 韓国人は、日本人に対してなら何をしても許されるということを...
三島 由紀夫
新潮社 (1977年11月)
文学
豊饒の海第4巻、完結編です。 天人五衰とは、天上界に住むという天人の長い寿命が尽きるときに表れる、五つの衰えの相のことです。 衰えの相が見えてきた76歳の本多は、今度の生まれ変わり「透」を養子にしました。 しかし透は20歳になっても死なず、贋物だった...
新潮社 (1977年10月)
豊饒の海の第3巻です。 この話からは本多繁邦が主人公です。 シャムを訪れた本多は、自分が日本人の生まれ変わりだと言い張る幼い姫に出会います。 この月姫(ジンジャン)こそ、前作で自殺した飯沼勲の生まれ変わりです。 戦後再び本多はジンジャンに会います...
新潮社 (2002年12月)
松枝清顕の生まれ変わり、飯沼勲が主人公です。 前作「春の海」に、松枝侯爵家の書生として登場していた飯沼の息子が勲です。 勲は神風連事件に影響を受け、昭和の神風連事件を企てます。 しかし密告により計画は頓挫し・・・。 全編死の美学に彩られた作品です...
柳田 青蘭
経済界 (1995年02月)
その他
書を難しく考えずに、楽しく取り組みましょうという本です。 コンパクトな本ながら、基本的なことが、分かりやすく書かれています。 書道をやってみようかなという気持ちになります。
熊谷 正寿
かんき出版 (2005年07月05日)
情報整理に関する本を読むのが好きです。 あ、これは使えるなという方法が、いくつかありました。 情報整理は人それぞれなので、いろいろな情報整理に関する本が出ています。 その中でも本書は簡潔明快で、まさにIT時代の情報管理の方法が満載です。
松山 ひろし
アールズ出版 (2004年11月)
都市伝説収集家であり、現代奇談を主宰する松山ひろし氏が考察する「カシマさん」の謎。 私も学生のときに、この怪談を聞いたことがあります。 この手の怪談は多いと思いますが、ここまで全国的に広まっているものだとは思いませんでした。 それにしても、この...
松宮 康生
ぶんか社 (2004年07月)
『空手バカ一代』を読んで育った世代としては、たまらない本です。 特に力道山と戦った木村政彦、喧嘩十段芦原英幸、ゴッドハンド大山倍達など、わくわくします。 自らも武道の心得のある著者の分析は、見事なものです。 最近の武道界の動向には疎いのですが、こ...
森 博嗣
講談社 (2006年01月11日)
久しぶりの短編です。 「ラジオの似合う夜」と「刀之津診療所の怪」は面白く読みましたが、森作品を広く読んでいる読者でなければ、何のことか分からないでしょうね。 前作を知らなくても面白いとは思いますが、解けない謎が残り、ちょっとフラストレーションが溜...
本格ミステリ作家クラブ
講談社 (2005年06月07日)
2005年本格短編ベストセレクション。 毎年5月頃出版されています。 短編集ですが、それぞれスパイスの効いた選りすぐりの作品ばかりです。
新潮社 (2002年10月)
映画「春の海」も見ましたが、原作の素晴らしさには勝てません。 というよりも、原作と映画は別物ですね。 映画の中で聡子が言う台詞、「どんなものに生まれ変わっても、私は必ずあなたを見つけ出します・・・きっと。」は、原作にはありません。 原作は輪廻転生...
薬丸 岳
講談社 (2005年08月09日)
生後間もない娘の目の前で惨殺された妻。 犯人は、十三歳の少年三人。 四年後、妻を殺した少年たちが次々と襲われます。 被害者家族は、少年法が改正されても蔑ろにされています。 少年法の死角に迫り、罪を犯した少年たちの更生のあり方や贖罪の問題を描いてい...
辰巳出版 (2005年04月22日)
ねこ
ねこの写真に川柳をつけたもの。 絶妙な写真と川柳のコラボです。 「猫ジャラシ つい飼い主が ムキになり」 「指差され 思わず鼻出す ネコの性」 「呼ぶと無視 呼ばぬと膝乗る あまのじゃく」 写真とよくマッチした川柳です。
井沢 元彦
徳間書店 (2005年06月30日)
宗教
「世界の宗教では、神に帰依するのが当たり前! 日本では、神を日本人に合うように作り変えるのが当たり前!」と帯にあります。 全く同感です。 いつのまにか、一神教の神さえも作り変えてしまう凄さ。 自分は宗教を持っていないと考えている人が多いようですが...
徳間書店 (2004年11月20日)
アメリカの世界戦略、イスラエル・パレスチナ問題、テロとの戦い。 これらは宗教が分からないと、理解できないでしょう。 日本人は明治以降、宗教オンチになってしまいました。 自分たちの宗教はもちろん、世界を支配しているといっても過言ではない、 ユダヤ教...
日垣 隆
新潮社 (2005年01月)
時事問題
「民事不介入の原則は戦後の日本には存在していない」には驚きました。 てっきり条文化されているものだと思っていました。 「アテネ五輪の会場はガラガラだった」というのにもびっくりです。 柔道の会場がガラガラだったというのは、オリンピックに全く興味のな...
岩合 光昭
新潮社 (2005年03月)
かわいいです。癒されます。 前作、『ニッポンの猫』も良かったですが、これも良いです。 本当に、「猫の気持ちになって撮影しました」というのがよく分かります。 アングルが素晴らしいです。 見ていて飽きないです。 ついつい見ていて、にまぁ〜っと・・・。...
池田 修
学事出版 (2005年11月)
教育
面白いです。 切り替えしが上手いです。 ただ杓子定規に答えても、ただ叱っても、相手はなかなか言うことを聞きませんし、納得しません。 これは子どももそうですが、大人もそうだと思います。 逆に、変に言い負かされてしまったり・・・。 本書には、上手い言...
唯一神又吉光雄イエスキリスト
那覇出版社 (2003年05月)
世界経済共同体党代表、又吉イエス氏の著書です。 鳥肌実のネタの中に出てきていたので、その存在を知りました。 最初はお笑いの人かと思いましたが、本人は真面目にやっているんですね。 本が出ていることを知り、買ってみました。 唯一神又吉イエスの語り口も...
八木 秀次
洋泉社 (2005年06月)
世論調査によると、約八割は女帝容認だそうです。 しかし本当に分かってアンケートに答えているのでしょうか。 はなはだ疑問です。 世間では、「女性」天皇と「女系」天皇を混同しています。 125代に至る現在まで、「男系」に拘ってきた理由と苦労が本書でわ...
宮内 泰介
岩波書店 (2004年07月06日)
リサーチ
文献調査の方法を知る絶好の書。ディベートにもお勧めです。
小笠原 喜康
講談社 (2003年08月19日)
講談社 (2002年04月18日)
千野 信浩
新潮社 (2005年10月)
井上 真琴
筑摩書房 (2004年08月06日)
角川書店 (2005年04月)
歴史
古寺鑑賞のポイントが説明されています。 歴史名所、古寺、博物館巡りが好きな私としては、大変役に立つ本です。 特に仏像を鑑賞するための基礎知識は、とても分かりやすく説明してあります。
藤沢 周平
文藝春秋 (1981年12月)
一茶というと、「痩せ蛙まけるな一茶是にあり」、「やれ打つな蠅が手を摺り足をする」といった句で知られるように、善良な目を持ち、多少こっけいな句を作る俳諧師のイメージがありました。 しかしこの小説を読んでみて、一茶の全く違ったイメージにびっくり。 世...
我孫子 武丸
文藝春秋 (2005年04月)
ただの警察ものとは違います。 宗教研究(?)が趣味の私としては、こういう宗教絡みのミステリはたまりません。 二つの事件があるときから絡み合います。 宗教団体に潜入した高校教師が、だんだんと宗教に取り込まれていきます。 しかし刑事の活躍もあって、宗...
石持 浅海
祥伝社 (2005年05月)
新しいタイプのミステリです。 一見倒叙ミステリのようではありますが、根本的な作りが違います。 開かない扉を前にして、犯人とそれを暴こうとする者の推理合戦。 ちょっとした出来事や事柄から、どんどん推理を組み立てていく。 まるでエラリー・クイーンの推...
講談社 (2005年09月06日)
森ミステリ初めての閉ざされた館か?と思い楽しみに読みましたが、ちょっとどうかな。 怪しい宗教家とその弟子たちが登場するのですが、最後までよく分からないで終わってしまいました。 一応解決はついているのですが、どうもしっくりこないんです。 やはり前作...
東京創元社 (2005年10月)
御手洗潔シリーズ最新作です。 ニューヨーク摩天楼の一室で、死の床にあった往年の大女優が、半世紀近く前の殺人を告白。 同じ摩天楼に住む女優たちの自殺、ビルの窓ガラス全てを破壊する謎の爆発、建築家の死、時計塔の凄惨な殺人。 全ての事件に絡むファントム...
講談社 (2005年05月10日)
前作もそうでしたが、ちょっと微妙。 まあ森ミステリの特徴ですが、トリックというよりも、どちらかというと登場人物に重きが置かれている感じがします。 確かに登場人物は魅力的です。 良く描かれています。 実はこのトリックはよくあるパターン。 しかし前作...
東野 圭吾
文藝春秋 (2005年08月25日)
「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。」と帯にありますが、これが純愛か?という感じですね。 ちょっと違うと思いますが。 でも作品自体はすごく...
石川 雅之
講談社 (2005年10月21日)
いや〜、おもろいですなぁ。 なんともいえない味がある。 特に菌たちの会話がたまらないです。 久しぶりに、はまってしまいました。 かもすぞ〜
講談社 (2005年05月23日)
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