家鳴り (新潮文庫 し 38-3)

著者 :
  • 新潮社 (2002年5月1日発売)
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本棚登録 : 175
感想 : 28
3

短編集。
どの作品にも悲しい雰囲気が漂っていた。
特に,「操作手」と「春の便り」は認知症の女性が登場しており,
その患者自身の視線からこの世界がどのように見えるのか,
知り合いの顔がどのように映っているのかということを考えたら胸が苦しくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2008年9月23日
読了日 : 2008年9月23日
本棚登録日 : 2008年9月23日

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