ワイルド・ウィーズルと聞いて、遠くからHARMを撃つだけの簡単な仕事だとか考えていた。本書で認識がまったく変わった。HARMだけでSAMを黙らせることはできない。
本書の大半がイラクでの実戦について書かれている。SAMとAAAが自分に向けて次々撃たれる中、HARMを撃ち、クラスター爆弾を叩き込み、そして機銃掃射までやってのける。その勇敢さには恐れ入る。というか頭おかしい。
傍から見ると楽勝に見えたイラク戦争も、現場で戦うパイロットにとってはまぎれもない「戦争」だったことが分かる。
戦闘場面の臨場感はすばらしく、読んでいて非常な緊迫感を味わった。
あと途中に入るフランス人disに笑った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
戦記
- 感想投稿日 : 2014年3月4日
- 読了日 : 2014年3月4日
- 本棚登録日 : 2014年3月4日
みんなの感想をみる