d'cat box»
From June 2006
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エッセイ集は、雑誌や新聞などに掲載されるリアルタイムなエッセイに比べ、圧倒的に鮮度が落ちる。とりわけ社会のスピードが速い現代においては。では読者にとってのエッセイ集の意義とは何か。
①著者の思想を知ること。すなわち、その人がどんな立場で、どんな方法論で、どんな論拠で、物事を論ずるのかということ。
②著者の交友関係を知ること。
「0年代」と銘打たれた帯書きを参考にするのならば、著者がどういう思想で0年代を見つめていたかが良く判るエッセイ集となっている。暴力化する世界、そして日本。今現状の世界及び日本を省みるに、著者の批評は正鵠を射ていると思う。
著者が本書で佐藤優氏を取り上げていた。そしてそれに応える形か、解説を佐藤優氏が執筆している。この取り合わせは面白いと思う。一見、立場は全く違うように見えても、互いの相手に対する視座は非常に興味深いものがあった。
2011年01月06日
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批評、エッセイ
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読み終わった
(2011年01月06日)
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大作。3つの時代を主人公が躍動する。いずれの時代も、底辺に流れている精神は、東欧的メランコリーとでも言おうか。なんとなしに陰鬱でありながらも、生けていさえすれば何かに巡り合って人生は(良くも悪くも)変わるだろうという、割と消極的な姿勢。それでいて、その姿勢を肯定的に自分の中に位置づける。だから、自分の立場がゴロツキであろうと、国家元首に位置する大統領であろうと、主人公のメランコリーは消えない。
けれども、なんとなく、人生って面白い。そんな予感を漂わせながら終わるラストシーンも良い。
2011年01月05日
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小説海外
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読み終わった
(2011年01月05日)
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