大衆教育社会のゆくえ: 学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書 1249)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年6月24日発売)
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感想 : 53
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現在の大衆社会的な教育がいかにしてできたのか。
日本の戦後の社会の流れ、日本の特徴について、多数の学術的データも使いつつ、述べたもの。
おもしろい本ではあるが、さすがに15年以上経ってしまうと少し古いのではと感じてしまう。

今や過去のものとなりつつあるが、日本の教育の問題点について、深く考察を行いしるしている。どの子も同じように平等な機会をとしたばかりに多様性を打ち消す方向にそれが表れてしまった。
としている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2011年11月2日
読了日 : 2011年11月3日
本棚登録日 : 2011年11月2日

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