表紙の絵から、ほんわかした話と思っていたら、全然違った。銀行員であり主婦である梨花が、顧客のお金を横領する話。不正を不正だと思わなくなり、いったいいくらお金を横領しているのかもわからないまま、値段を見ずに衣服や鞄を購入し、エステや美容院に行く梨花が怖くて、一気読みしました。でも本当に怖いのは、梨花が特別なのでなく、誰にでもそうなる可能性はある、と思わせられるところ。亜紀はどうなるんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年5月18日
- 読了日 : 2016年5月18日
- 本棚登録日 : 2016年5月18日
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