「八百万の神々」の一柱として、明治政府の改革、組織作りをする過程での、井上馨、木戸孝允、大久保利通などとの絡みが面白い。
いかに公心を持ち、話を進めていくかが大事だし、今の世と同じく上司との関係が極めて重要。
個人独裁組織を目指す岩崎の三菱と、合本組織を目指す渋沢との血で血を洗う争いは読み応えがある。哲学が違う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年10月19日
- 読了日 : 2012年10月19日
- 本棚登録日 : 2012年10月19日
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