あの試合の後日談を瑞垣俊二の視点で描いた。
試合展開というよりは、青少年の心の有様を描いた作品だから横手が負けたという結果にしたと思った。巧と豪は散々悩んだ挙句に答えを出した。そして、本巻では秀吾と俊二が悩み答えを出す。
原田巧という天才キャラな主人公より瑞垣俊二の方が著者は描きやすかったのではないだろうか。と、凡人の僕は思った。天才が何を考えているかなんて良く分からないし、それを一般人に伝えるのも難易度が高いだろうし。
そして、最後に全巻通して思った事は、中学生時代、自分はこんなにも色々考えていなかった。自分以外のことにそこまで想いを馳せていなかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年12月21日
- 読了日 : 2009年2月7日
- 本棚登録日 : 2013年12月21日
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