伊予で育てた伸仁の小学校入学をひかえて熊吾親子三人は大阪に戻ってくる 家は土佐堀の岸辺
大阪の川べりで暮らし その辺りの人間模様を見聞きしてきた作者にとって 一番書きたかった素材だと思う
こんな中で小回りのきく小さな伸仁はやくざのチンピラなど親も知らない予想外の人脈を作っていく 裏の川を毎日決まった時間に上下するポンポン船の船長夫婦とも親しくなり 大きな事件にかかわる
登場人物は多いが 将来活躍するのかと思うと 小さな子供からも目がはなせない
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年2月20日
- 読了日 : 2017年2月20日
- 本棚登録日 : 2017年2月20日
みんなの感想をみる