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第九の日 (光文社文庫)についてのayacoさんのレビュー


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備忘録も兼ねてブクログ始めました。興味が湧いたら読んでみて下さい。 評価☆は私の好みです。

第九の日 (光文社文庫) 88人が登録 ★3.49

著者: 瀬名秀明 
本 / 光文社 / 413ページ / 2008年12月09日発売

レビュー by ayacoさん

小説   読み終わった  読了日 : 2009年06月08日  5  登録日: 2009年06月08日

「デカルトの密室」と同世界のお話。
時系列的には、
・メンツェルのチェスプレーヤー
・デカルトの密室
・モノー博士の島
・第九の日
・決闘
で、デカルトの密室以外の4作が収録されてます。
「機械は心を持ち得るのか?」というのがこのシリーズの根幹を支えるテーマ。
毎回少しずつ視点を変えつつ繰り広げられるので、多方面からテーマに迫れる。

・SF的
ロボットがテーマなので、世界がとても近未来的でわくわくする。
いつかロボットがこんな風に生活に溶け込んだり、自律的に動いたりするのかな?
どんな世界なんだろう。
こういう世界はよく小説やアニメで描かれるから、やっぱりとても憧れる。
死ぬまでに体験してみたいな、と思う。

・恋愛小説的
本当にちょーっとだけ恋愛小説的側面があります(笑)
と言うか、裏に「畢生の恋愛科学小説」とか書いてあって正直「は?」と思ったのですが。
全体としては恋愛要素はほとんどありません。
しかし!しかし!!瀬名秀明の腕なんでしょうね。
しれっと加えた恋愛要素の素晴らしさよ。
こういう描き方上手いなーと思った。というか、私がこういう描き方好き。

・ラスト
個人的にラストがもやもやする。
何か、エヴァの後半と感じ似てる。あの絶望感。鬱感。
一つ一つの小説はきちんとまとまっていて好きなんだんだけど、
全部読むともやもやする。
もやもやと言うか、もっと明るい未来が欲しいの!これは私の希望。
半ばまでのユウスケの価値観が好きだったのだけれど、最後に崩壊してしまうのがね。
続編を期待せざるを得ない。コードギアス1期が終わった時の感じ。
「こうなって欲しい!」とラストに期待をかけるのは読者のエゴなんでしょうか? レビュー登録日 : 2009年06月08日


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