「倫盗、地獄変、竜、往生絵巻、藪の中、六の宮の姫君」の6篇からなる短編小説。
「竜」が一番楽しく、読めた。
「藪の中」のように、誰かの視点に立つことで見えてくる物事が変わってくることを上手く示している。
誰かの正しさは絶対ではなく、好き嫌いや相対的な基準で決めているのだろう。
時代を一歩二歩先に進んでいた類まれなる天才だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年1月5日
- 読了日 : 2014年11月17日
- 本棚登録日 : 2014年11月17日
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