「僕にまかせて」
それは誰かを勇気づける言葉であり、
愛する人を守り抜こうとする言葉であり、
自分を奮い立たせる覚悟の言葉である。
いつだって正しいことが幸せとは限らないと思う。
たくさん間違いをして愚かでも、大切な人に去って欲しくなかった純粋な気持ちが痛いほど伝わってきました。
深々と雪が降る。
肌を刺すような透き通った空気。
スウェーデン館を包み込む静寂。
目の前に美しい情景が広がる童話のような物語は、心臓がきゅっと締め付けられる哀しくて優しいお話でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2016年3月16日
- 読了日 : 2016年3月7日
- 本棚登録日 : 2016年3月8日
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