通俗味の強い昭和期の里見弴の作品を主に集めた短編集。若い頃の芸者遊びや吉原での遊蕩などといった実体験からの影響が強いであろうと想像される、男女の会話のエロチックな雰囲気を味わう。
若さの盛りを過ぎた肉体を抱えつつ、若い女性との会話を通じたエロスをどう構築するのか、ということについて学びました。というわけで、
ベストは「海の上」かな。いや、下らない話なんだけど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年10月13日
- 読了日 : 2013年10月13日
- 本棚登録日 : 2013年10月13日
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