まともじゃない大人たちが目立つ作品。
不可解なテーマや無茶な展開も小説なら許せたりする。
しかしそこに子供や赤ん坊にシワ寄せがいくとなると
そのテーマも展開もただただ不快感でしかない。
無理やりハッピーエンドに仕上げているが、
疑問点は何ひとつ解決してないまま。
山本作品は良い意味でも悪い意味でも
「変わった女性」が数多く登場する。
その中に「美晴さんランナウェイ」という作品があり
かなりぶっ飛んだ女性を作品内では魅力ある感じに
描いているんだけど、この作品同様行き過ぎて
痛々しく魅力が感じられない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
山本幸久
- 感想投稿日 : 2015年4月21日
- 読了日 : 2015年4月21日
- 本棚登録日 : 2015年4月20日
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