悪くはないんだけど、さして良くもない。平々凡々としたビジネス書だなぁ……という感じ。最初のページに「仕事で使える「問い」リスト」を切り取れるようになっているのは親切だけど、いざ読み進めてみると、なんだか字面だけが脳みその表面を流れ、伝い、落ちていく感じがする。その理由を考えみると、すごく感覚的な言い方になるけれども「著者の熱量が感じられない」からだろう。読者に、どうしてもこれを伝えたいというアツい思いがないんじゃないか……だから俗にいう「腹落ち」もあまりしない。ビジネス書の墓場を構成する一冊になりそうだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2016年12月2日
- 読了日 : 2016年12月2日
- 本棚登録日 : 2016年12月2日
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