スピルバーグ作品かぁ..... デイ・ルイスは 上手いのでしょうね、と思って公開時にはスルー。
今回、町山本の紹介で興味をもってDVDで観る。
http://booklog.jp/item/1/4797680059
これ、町山解説を読んでからで正解だった。じゃないと、米国史の基礎知識があまりないので、ちょっと掴みづらかったかも。
奴隷解放宣言を担保する条項を憲法にねじ込む。
そこに全エネルギーをかけたリンカーン陣営の交渉が題材。
それを通して、リンカーンがいかなる人物であったかも浮き彫りにされる。
「コンパスは北を示してくれるが、そこに至るまでに沼や川があることまでは教えてくれない」
なんとしても。
そのためには。。
リンカーンの言葉に押されて譲歩する急進派議員スティーブンスを BOSSでおなじみ リー・ジョーンズが 演じているが、彼が曲げて "equality before the law ! "と誇らしげに唱う姿が、リンカーンの信念を映して力強い。
スピルバーグ節もここではOK。
あと3回くらい観たら、もうちょっとわかりそうな作品だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2017年2月4日
- 読了日 : 2017年2月4日
- 本棚登録日 : 2017年2月4日
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