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ai-challengeさんの本棚 > ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記


レビュー by ai-challengeさん

自己啓発   読み終わった  読了日 : 2009年03月22日  4

1).目次
まえがき 
第1章 夢を与えつづけることが企業の使命 
第2章 16歳で飛び込んだ喫茶業界
第3章 ドトールコーヒーショップ設立まで
第4章 危機感が人間を突き動かす
第5章 150円コーヒーの顧客第一主義
第6章 フランチャイズを成功させる要点
第7章 こだわりこそ成長の原点
第8章 想うことが思うようになる努力

2).筆者の主張
・成功するにはコツがある。それは成功するまでやめないことだ。1962年に知人から30万円を借りた事業が日本レストランシステムと統合し、ドトール日レスHDを設立した結果、売上1030億円、経常利益100億円となった。
・企業当時は信用もなく、付加価値もなく会社の信用がなくつらい状態だったが、「倒産する、倒産するとおもっているから、心が萎縮する。萎縮するから思いきって働けない。明日倒産してもいいから、今日1日を必死にやろう」と開き直って働いた。ひたすら自分の人間性と商売に対する真剣さを売り込み続けた。
・喫茶店開業時も資金をだまし取られたが、悔しさをばねに、事業での成功を近い、「うまくいっても驕らない」という教訓を得た。
・ドトールコーヒーショップ設立時も青山の店が失敗しかけたが、失敗したら保険金で精算すればいいと開き直って成功させた。「勝つか死ぬかの気持ちで物事に当たる」ことが事業経営の基本になっている。
・19歳の時、喫茶店経営に乗り出す際に、喫茶業が世の中に存在する意義をなんだろうと考えた。「一杯のコーヒーを通じて、人々に安らぎと活力を与えるのが喫茶業の使命だという思いに至る。風俗店のようだった喫茶店を日本の喫茶業を変えるという思いから、健康的で明るく誰もが入りやすい店にした。 
・少子高齢化が進む日本も逆に考えてチャンスと考え実行し、高齢者に親しまれる店を目指している。スターバックスが日本に上陸したときも、これはチャンスだと感じ、エクセルシオールカフェを作って展開している。競争激化は、業界の健全な発展のためにも歓迎するべきである
・織田信長の天下布武、武田信玄の風林火山は戦いの言葉であり、徳川家康の厭離穢土・欣求浄土という言葉が好きである。この意味は「乱れたこの世を離れ、極楽浄土に往生する」家康は、殺戮のない世の中を目指したのではないか。スケールは違うが19歳の時の喫茶業の使命も同じようだと感じている。

3.個人的感想
・19歳の時に、その事業の意義を考え、それを理解し実践することがすごい。何かやる時は、その意義を考えるべきと感じた。
・90年代後半の言葉だが。企業経営は、レースの時代から、ゲームの時代に変化した。という言葉は印象に残った。ゲームの時代は勝ち負けの時代である。
・営業は、先方がうれしいと思ってくれそうなことを探してやれば、自ら進んでやる。そうすると黙っていても営業成績が上がる。
・人をだました人間が良くなってだまされた人間が悪くなるというのでは道理が通らない。この世の中では必ず道理を通さなければならない。そのためにはだまされた人間が成功しなければならない。そして自分が成功して、だました人間に、「お元気ですか?」と言える人間になろう。困っていたら、助けてあげ、助けてあげたときに、相手が人間としての心を取り戻すことができるはず。
・チャンスは、自分から積極的に仕掛けなければならない。ただし。商機というのは自分が正しいと思っていることでも、時―すなわち時代の大きな流れ(時代的背景、社会の成熟度)と機(起こそうとしている機械)が一致して初めて、味方になってくれる。
・悪いことがあると必ず良いことがあり、そしてよいことがあると、必ずに次に悪いことが起きる。
・人間の行動原理は、7つの要素に分かれている。一番重要なのは危機感である。
?ハングリー精神?危機感、不安の克服?負けず嫌い?責任感?夢の実現?名誉欲?使命感
・ドトールコーヒーの魅力は、商品の魅力、店舗の魅力、人の魅力
・商品の価格設定は、お客様がその商品にどういう価値を見出しているのかが最大の要素である。
・顧客第一主義が客にとって一番重要。自分の利益を最優先させるようではうまくいかない。
・フランチャイズを成功させる要点は3つである
?本部の側でフランチャイズジネスのノウハウをどれだけ蓄積しているか
 直営店でノウハウをためる必要がある
?チェーン店に加盟するオーナーがどれだけ本気で商売をしてくれるか?
 過度の本部依存はうまくいかない。 
?本部とチェーンの関係が共存共栄の関係にあるのかどうか
・結果の出ない本気や真剣さ本気とは言わない
・関心のあるものは見える。関心のないものは見えない。常にこだわり、課題を持ち続けて、とことん考えぬく。そうすることによって独自のアイデア、戦略が生まれてくる。
・サラリーマンではなく、ビジネスマンであるべき。それは仕事に対する責任感が違う。一番評価が高いのは仕事に厳しい人である。
・強い組織をつくるのは、自分はこうやるぞという強い気持ち、指示命令を実行させること、部下を育てること、。部下の成長の観点では自分でやらず部下にやらせる。最終的に部下が考えられない時も自分が考えておく。
・世代間の価値観の違いを理解する。むしろ、なぜその違いが出るのか考える。
・ピカソは若かった頃、友人の画家の構図を真似て画家としての素養を磨いた。ピカソですら、まずは最初は真似る。見習うということからシ出発した。
・座右の銘としている言葉に「因果俱時」という言葉がある。原因と結果は必ず一致するものだ。という釈迦が説いた言葉である。現在の果を知らんとすれば、過去の原因を見てみるということだ。将来自分はどうなるんだろうかと知りたいのであれば、今日1日積んでいる原因をみれば、自分自身が毎日、未来の結果に対する原因を積んでいることである。どれだけ強く念じるか。強い目標を持っているかによって人間がどれだけ成長できるか決まる。目標を持ったら、あとはその目標を念じて、それに向かって突き進んでいくだけだ。それによってたとえ、1ミリづつ、その目標に近づいていくことができる。それが想うことが思うようになる努力という。 登録日 : 2009年03月22日 22:29:06


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