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読んだ本の記録を残したい★
レビュー by 愛さん
あの三億円事件をつづった本です。女子高生のみすずの視点から描かれています。
これは、再読です。最初に読んだのは、去年、宮崎あおいちゃん主演の映画が公開されていた頃。そのときはさらっと読んじゃってたので、もう一回かりてみました。
私は「府中三億円強奪事件」の実行犯だと思う。
“かんたんにまえがき”の中にあるこの一文が、とっても印象的。これって、本当の話なんでしょうか。
ネットでちょっと調べてみたんですけど、ここに出てくるジャズ喫茶Bとか、登場人物とか、実在する。。。みたいなことも書いてあったりして。そこんとこも、考えながら読むと、面白かった。
この事件を、私は、リアルタイムでは知らないんだけど、このお話の通りに進んでいけば、何の矛盾もない、と思う。
ホントに、この事件の実行犯が女子高生だったら、すごいことですね。
この本の中で、みすずが岸に言われるままにこの計画にのったのは、なぜだろう。好きだと自覚できないほど、岸のことが好きだったから?誰かに必要とされたことが、うれしかったから?
どっちにしても、切ないなぁ。
で、岸も多分、みすずが好きなのに、こんな大変なことをさせたのは、何でだろう・・・
事件を終えたあと、なんとなくばらばらになっていく仲間たち。自分の気持ちに気づいても、どうしようもない環境。岸の抱えてる問題もなぞのまま。
なんとな~く切なさの漂っている本でした。
レビュー登録日 : 2010年05月05日
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