図書館で借りてきた。
太子には真の自立がない。
と、わかっている。父の威光を笠に着て、大臣の知恵にたより、自分で決断するということをしない。自立というものは、つねにあたえられる存在であるときめており、人にあたえるということをしない。そういう人間を下々ではなんといっているか、といえば、「卑怯者」と、いう。
勇気とはおのれの正しさをつらぬいてゆく力をいう。
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- 感想投稿日 : 2015年6月21日
- 読了日 : 2015年7月1日
- 本棚登録日 : 2015年6月21日
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