晏子 中

著者 :
  • 新潮社 (1994年11月1日発売)
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感想 : 8
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図書館で借りてきた。
太子には真の自立がない。
と、わかっている。父の威光を笠に着て、大臣の知恵にたより、自分で決断するということをしない。自立というものは、つねにあたえられる存在であるときめており、人にあたえるということをしない。そういう人間を下々ではなんといっているか、といえば、「卑怯者」と、いう。
勇気とはおのれの正しさをつらぬいてゆく力をいう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年6月21日
読了日 : 2015年7月1日
本棚登録日 : 2015年6月21日

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