ベン・アフレック監督3作目(内主演監督作は2作目)、2012年度アカデミー作品賞受賞作。イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。
“1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。カナダ大使の自宅に身を潜める。CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする”
『ザ・タウン』も面白かったが、3作目にしてこの完成度はベン・アフレックやばい!としか言いようが無い。
生まれる前に起こった事件なので、実話と言われてもピンとこない部分のほうが多かったがストーリーだけ見ると、とても実話とは思えない奇妙でありえないストーリーだった。まぁ、97年まで国家機密扱いだったとのことなのである程度は盛られてる可能性はあるんだけど、ベン・アフレックの演出は画作りから全てに渡って説得力があり、ありえないストーリーに真実味を持たせていたと思う。
本当の良作は語ることがあまりない。とにかく面白かった。細部までこだわり抜いた70年代の表現や終盤のスリリングな展開、見所いっぱいの作品です。キャストも渋く良い俳優を揃えていたし、ぼさ毛ひげモジャ男のベン・アフレックは短髪の時よりセクシーでカッコいい。次作にも期待せずにはいられない!Argo, Fuck yourself!!!
- 感想投稿日 : 2013年3月21日
- 読了日 : 2013年3月19日
- 本棚登録日 : 2013年3月19日
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