ジャッカスの名物企画だったアーヴィンじいさんをまさかの映画化。主演はTVシリーズ同様に特殊メイクをしたジョニー・ノックスヴィル。
“86歳のアーヴィンじいさんは妻を亡くしてしまう。その葬式に現れた娘は、ドラッグで刑務所に収監されるので息子のビリー8歳を預かって欲しいとアーヴィンに頼み込む。自分では預かることは出来ないアーヴィンはビリーの父親を探し、父親の元にビリーを送り届けることを決めるのだが・・”
上記のような設定とストーリーが加えられているが、劇中やることはTVシリーズと同様の街中ゲリラドッキリ。自販機のつり銭口に股間を突っ込んで抜けなくなったり、お腹を空かせてスーパーで万引きしたり、孫を送り届けるのがめんどくさくなって、孫をダンボールに詰めて宅配業者に頼もうとしたり、日本でやったら一発アウトなことをロードムービーっぽく、行く先々でやっていきます。
一般の人たちのリアルなリアクションが何故か映画的にハマってしまうのが凄く面白くて、かなり笑えた。孫ビリーの存在が効いてて、彼がいることでドッキリのリアリティも増してたし、映画として成立してしまっていたのが面白かった。ジョニーのくそじじいっぷりは最早名人芸。「このシュートが入ったら・・」のくだりは最高に笑ったw
エンドロールの「ライアン・ダンに捧ぐ」の一文に少しうるうる。たくさん笑えて、ほんのり泣ける素敵な作品でした!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コメディ
- 感想投稿日 : 2014年8月27日
- 読了日 : 2014年8月22日
- 本棚登録日 : 2014年8月18日
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