憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年4月25日発売)
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本棚登録 : 697
感想 : 58
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これぞ「キャラクター小説大賞」!
あさひ、御崎禅、夏樹、高良、みんなキャラがすごくハッキリしていて、「ザ・キャラクター小説」という感じでした。
私はぐいぐいオネエキャラの高良が好きです。
そしてルーナが金髪美女にも変身できるというところがすごく好きです(笑)
あさひと御崎禅をつなぐ映画トークは、残念ながら映画を見ないためまったく付いていけませんでしたが、そんなことは関係なく十分楽しめました。
キャラクター小説らしく面白い一方で、御崎禅だけではなく、それぞれの章に登場するキャラクターたちへの「救い」も描かれていて、とても優しい物語だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年5月8日
読了日 : 2017年3月1日
本棚登録日 : 2017年3月13日

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