セリヌンティウスの舟 (光文社文庫 い 35-4)

著者 :
  • 光文社 (2008年5月13日発売)
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本棚登録 : 664
感想 : 89
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石持さんはやはり素晴らしい~。
今回もミステリのようでいて、ノンミステリな感じ。なんたって被害者(?)は自殺だから。
海での漂流という事故をきっかけに強い絆で結ばれた6人。しかしその中の1人・美月が6人でいる時に自殺する。しかしそこには不審な点が。5人はその謎をつきつめていく…。
けど磯崎が共犯、もとい協力者っていうのは、割とすんなりわかるよね。あと美月と磯崎の自殺の動機も、いまいち納得いかない…というか理解しかねる。まあそうい状況になったことがないからなあ。
けどやっぱりなぜか好き。全体のストーリー、空気、そういううのがいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年1月29日
読了日 : 2009年5月24日
本棚登録日 : 2016年6月12日

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