好きだとかなんだとかいう曖昧な言葉を取り払って紡がれた物語。語り手の感情が描かれていないのにこちらの感情はひどく揺さぶられる、なかなか新鮮な一冊だった。
話が細かく区切ってあって、切り替えがわかりやすかった。沢山の出来事を混乱せずに読めた。
しかしラストがとても、えっそうなるの、という具合で放り出された気持ちで落ち着かなくなってしまった。
ブクログに登録するために検索かけたら続編の存在を知りうわーってなってるのが今。読みたいような読みたくないような。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
∟フランス
- 感想投稿日 : 2015年10月18日
- 読了日 : 2015年10月18日
- 本棚登録日 : 2015年10月18日
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