レビュー by airladycatさん
心が凝り固まった時に読んだので(初の梨木さんです)、この独特の不思議さとそれを自然に受け入れる器の大きさに救われました。不思議のありようをそのまま認めるのが自然の流れなんですね。
続いて村田エフェンディも読みましたが、同じ気脈があるようで、夜光る壁を眺める村田とムハンマド、それぞれの神たちが車座のように並んで考え事をする場面やら。そういう不思議が手の届くところに自然と存在していると考えると、至極幸せな気分になります。
そして鸚鵡・・・
小さな怪異と神々と自然と共存することがこんなに不思議な空気を作り出す、それを描く梨木さんの文章はとても美しいと思います。
レビュー登録日 : 2011年12月07日
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