やっと読み終えることができました。
もう、読了至福の満腹感でみたされています。
上中下と長い時間かけて読んでいたので、ページ数が少なくなってくると、だんだん寂しくなり…カラマーゾフ三兄弟に、もう会えなくなるという気持ちにさえなりました。(再読すればいいのだけど)
下巻のクライマックスは長男ミーチャの父親殺しの嫌疑による裁判。
検事のイッポリートと弁護人のフェチュコーウィチの論告対決が、ストーリー内の聴衆とともに私も左右されてしまったり、拍手を送ってしまいそうになったりと、すっかり傍聴気分でした。
判決は、あぁ、やっぱりそうなってしまったかの結果だったけど、それでもミーチャは愛するグルーシェニカとの今後への想いがエピローグで語られていて、カラマーゾフ的情熱には参りました。
しばらくは良い意味でドストは読めそうにありません。
来年になったら別の作品にチャレンジしたいです。
(本日は平成27年12月15日)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ロシア文学
- 感想投稿日 : 2015年12月15日
- 読了日 : 2015年12月15日
- 本棚登録日 : 2015年12月15日
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