後宮に月は満ちる 金椛国春秋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年6月17日発売)
3.81
  • (37)
  • (101)
  • (63)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 751
感想 : 60

遊圭たちが懸命に取り組むほど、後宮から逃れられなくなるのが切ない。次からはあの法に挑むのかと思うと、これまでよりも一層見守る手に力が入りますね。がんばれ遊圭。
状況から逃れられないのは遊圭だけじゃなくて、ずっと前から玄月も主上も同じなのかなと。そこから動けないなら、道は自分で作るという意志が強くて見ている方がハラハラする。
それから麗華公主の選んだ道も、逃げない覚悟がまぶしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月29日
読了日 : 2017年6月29日
本棚登録日 : 2017年6月29日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする