akaneirosoraの本棚»
今年もたくさんの本に出会いたい。 人と出会うこと、どこかに出かけることで、興味を持ったことから本の世界を広げ、本の世界を広げることで、現実の世界も広げる。相互に影響しあって本に触れていきたい。そして、偶然の本と出会う機会も人につくりたい。 それが今年の目標。
レビュー by akaneirosoraさん
食卓に並ぶ目の前のお肉はどこから来たのか?
走り回っていた豚を殺し、食肉へとするのは誰なのか?
食べ物が来た道をたどると、部落差別の問題がある。
人間の暮らしは生き物の命を奪わなくては成り立たない。
命を奪って、いただいているということを感じることのない世の中。そして、食の営みを支えてきた人は『穢れ』た人々として差別されてきた。命を奪われていることも実感しなければ、そこに蔑まれている人がいることも知られていない。
食を通して、知ることの大切さを伝える。
心に残ったところ。
『でも、ぼくらは、とても忘れっぽい。言い換えれば、すぐに、目の前の現象や今の環境に慣れてしまう。それが当たり前になってしまう。これを思考停止という。この思考停止がいくつも重なると戦争が起きる。回避する方法はいくらでもあったはずなのに、誰かが思考しなくなり、やがて皆の思考が止まり、そして戦争が始まる。・・・中略・・・責任者を探すけど見つからない。それはそうだ。責任者は全員なのだ。でも、誰もがいつのまにかそれを忘れている。』
この人は、現実を伝えたい、知ってほしい、それを強く願っているんだなと思う。子どもたちにそれを伝えたいと思っているんだなと思う。
レビュー登録日 : 2012年01月09日
引用
- 登録されていません。






コメント
まだコメントはありません。