写楽をめぐる当時の人物を「寂しさ」で括った話・・・なのですが、登場人物がその時々で名前の呼称が変わり、ちょっと読みづらかったのと、説明的に「寂しさ」でまとめている感じがぬぐえませんでした。
個人的には著者の作品としては活気が無いというか・・・キャラクターもお仕着せな感じで息吹が感じられないというか・・・、著者特有の哀切な感じが活かしきれずに終わってしまっている印象を受けました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文庫
- 感想投稿日 : 2013年3月5日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年3月5日
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