マンハッタン・コールガールの日記 (角川文庫 ク 18-1)

  • 角川書店 (2007年2月1日発売)
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感想 : 4
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最初はネット上で公開され、話題になってアクセス数がすごくなり、それを元に書き下ろし小説にまでなりハリウッドが映画化権も取得した、という、NYの高級コールガールの ”赤裸々” ぶっちゃけ日記。
なんでこんな本を買ったかというと、、、『嫌われ松子の一生』 を読んでなんとなくスッキリしなかったので、男性じゃなくて女性が書いた娼婦の話を読んでみようかな〜っと思ったので。

いやはや、ナンとも言えず、世の中にはいろんな人が居て、いろんな生業でみんなそれぞれに生きているのだということを再確認。

日記がベースなので、彼女や彼女の親友(で仕事仲間)に起きることどもの背景がいまいち良くわからなかったりしてそのあたりはモヤモヤしてますが、プロ意識を持った自立した高級コールガールで、真面目につきあってる恋人が居て、彼と婚約中、でも恋人はおろか恋人の家族親戚に自分の仕事のことは絶対秘密で、結婚を機に引退すると決心しているわけでもなくて、でも恋人のことは愛していて、、、彼氏の姉が検事でするどい質問を手に詮索してくるのでビビッていて、と、かなり滅茶苦茶なんですが自分に正直なひとりの女性のお話。彼との関係はどうなるんだろう〜??っと思っていたら、最後の最後でどんでん返し。そうきたか〜っと思いました。続編もあるらしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2007年3月5日
読了日 : 2007年3月5日
本棚登録日 : 2007年3月5日

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