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三島由紀夫の遺書として読んでいる。そう思えば今の社会情勢に近いものを感じる。憂国の志士が必要なのか?輪廻転生というものがほんとにあるのだろうか。あるものとして読めばもっと感情移入ができたかもしれない。勲がなぜ死にたがるのか、それがわからない。
ともあれ本多の旅はまだまだ続く。
文庫でなく黄ばんだ初版本。活字が薄くて読み辛い。
2012年03月18日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年03月18日)
著者の角田文衛氏は平安朝の研究者で大学教授でもあった。
当時の日記や資料を駆使して実に詳細に描かれている。
小説ではない事実の重さに胸が痛む。
調べていくにつれて、文字にしてゆくにつれて氏は璋子に恋していかれたのではあるまいか。
崇徳天皇と後白河天皇の生母であり、その兄弟の争い(保元の乱)にどんなにか苦悩し見守るしかなかった立場。
璋子は幼い内から養父となった白河天皇に愛され鳥羽天皇に嫁いでから崇徳を産んだ。
なんという女だろう。それは大河ドラマでも反感を買っている。
しかし、本書を読むと同姓として悲しみばかりが浄化されるような感じがする。
過日、璋子が造営し晩年を祈りの日々の中で過ごしたという法金剛院へ行ってきた。清楚で可愛いお寺だった。
もう一度本書を読み返せば大河ドラマの「平清盛」がさらに面白くなりそう。
2012年03月09日
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歴史
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読み終わった
(2012年03月09日)
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著者の今川さんとお会いすることになって急ぎ読んだ。
まずは20日以上もかけて単身下関からシベリア鉄道経由で渡仏した林芙美子に敬意を!!
思いがけない『放浪記』の印税を手にして飛び立ったらしいが、
実は恋する人を追っていったという説もある。
何度も手を入れられた日記や随筆から真実の巴里暮らしを検証しようとした本と言えるだろう。
驚いたのは夫への手紙が初めて公開されてること。
さらに驚いたのが執事にでも指令しているような文章だ。
新しい夫婦関係だと著者は評しているがなんだかなあ…
語間、行間をもっとしっかり読まなくてはと思っている。
2012年02月26日
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ドキュメンタリー
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読み終わった
(2012年02月26日)
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何かあると出版広告を見て予約して購入した四冊。
その時に読んだ筈だったけれど途中放棄したのかもしれない。
読んでおかなければならない本だから改めてちゃんと読んだ。
絵を見ているような文章。凄いと思う反面しつこさも感じた。
明治の本物貴族と成り上がり貴族の対比が面白かった。
芯となってるラブストーリーは実話だったらしいが嘘っぽくて、というかあまりに美男美女的描写が煩わしく、そして残酷な終わり方についていけなかった。
本編の主人公の親友が次の主人公らしいので期待している。
2012年02月26日
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小説
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読み終わった
(2012年02月26日)
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『マンボウ航海記』と一緒に購入した一冊。
北杜夫氏の訃報を知ったからだ。
これは著者が59歳から84歳まで週刊雑誌に連載してきたエッセイの中から著者が選んで編集した文庫本で「あとがき」が…平成23年8月19日…軽井沢にてとある。
亡くなったのが同年の10月24日だからこの「あとがき」が絶筆だった可能性がある。
そう思って読むと複雑な思いに捕らわれる。
いきいきと夫であり祖父であり躁鬱患者としての日常が描かれている。共感する部分や安心させてくれる所が多い。
苦悩を笑いに描く理性と分析力、客観視できていることに感心した。
ご冥福をお祈りします。(合掌)
2012年01月13日
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エッセイ
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読み終わった
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ある人が8歳の折にこの本を読んで「世界」ということを意識したというようなことを書いていたので、8歳の少年にプレゼントするために購入した。
北杜夫の作品は『楡家の人々』や『白きたおやかな峰』を昔に読んだだけでマンボウシリーズは初めて。
そこで、せっかくだからと贈る前に一読した。
う~ん…これは8歳の子供には難解そうだな。深い知識がなければ自分だって理解できない部分が多すぎる。
おまけに世界地理が頭に入っていないと主人公の現位置もわからない。
そこで立派な「世界地図帳」も買って(こっちの方が高価)一緒に送った。
世界を回ることがどんなことなのかを少しでも知ってくれたらいいなと思う。せめて各国の国旗だけでも興味を持ってくれれば。
ついでに自分用の地図をも買った。
この地図を片手にもう一度読み返さなければならない本である。
斜め視点からユーモアを絡まさせた本書は教養書の一種かもしれない。
2012年01月13日
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エッセイ
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読み終わった
(2012年01月13日)
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フランスの旅行記だと思って図書館で借りた。
