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わたしの本棚(akigasumi)


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木苺の村――フランス文学迷子散歩

西出 真一郎

/ 作品社 / 2010年04月10日 発売



ネタバレ  フランスの旅行記だと思って図書館で借りた。
フランスとか巴里とかが冠についた本は美術や買い物関係のものが多い。その両方に疎いのでお勧めの田舎歩きのアドバイスがもらえるかと借りた次第。

確かにサン・テグジュペリやドーデーやランボーらの生家を訪ねての記録ではあるけれど、旅の参考にはならなかった。これは何度もフランスを訪れた人や熱心な愛読者にとっては素敵な一冊なのだろう。
気になったのは各章の多くが著者の思いで話で埋められていること。
そのつながり方、つなげ方のキーワードがみつからなかったから。


2012年04月17日 | コメント(0) | エッセイ | 読み終わった (2012年04月17日) |

奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

三島 由紀夫

/ 新潮社 / 2002年12月 発売



三島由紀夫の遺書として読んでいる。そう思えば今の社会情勢に近いものを感じる。憂国の志士が必要なのか?輪廻転生というものがほんとにあるのだろうか。あるものとして読めばもっと感情移入ができたかもしれない。勲がなぜ死にたがるのか、それがわからない。
ともあれ本多の旅はまだまだ続く。

文庫でなく黄ばんだ初版本。活字が薄くて読み辛い。


2012年03月18日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年03月18日)

平家後抄―落日後の平家 (1978年)

角田 文衛

/ 朝日新聞社 / 1978年09月 発売




2012年03月09日 | コメント(0) | 歴史 | 読み終わった (2012年03月09日)

王朝の映像―平安時代史の研究 (1970年)

角田 文衛

/ 東京堂出版 / 1970年 発売




2012年03月09日 | コメント(0) | 歴史 | 読み終わった (2012年03月09日)

待賢門院璋子の生涯―椒庭秘抄 (朝日選書 (281))

角田 文衛

/ 朝日新聞社 / 1985年06月 発売



著者の角田文衛氏は平安朝の研究者で大学教授でもあった。
当時の日記や資料を駆使して実に詳細に描かれている。
小説ではない事実の重さに胸が痛む。
調べていくにつれて、文字にしてゆくにつれて氏は璋子に恋していかれたのではあるまいか。
崇徳天皇と後白河天皇の生母であり、その兄弟の争い(保元の乱)にどんなにか苦悩し見守るしかなかった立場。
璋子は幼い内から養父となった白河天皇に愛され鳥羽天皇に嫁いでから崇徳を産んだ。
なんという女だろう。それは大河ドラマでも反感を買っている。
しかし、本書を読むと同姓として悲しみばかりが浄化されるような感じがする。
過日、璋子が造営し晩年を祈りの日々の中で過ごしたという法金剛院へ行ってきた。清楚で可愛いお寺だった。
もう一度本書を読み返せば大河ドラマの「平清盛」がさらに面白くなりそう。


2012年03月09日 | コメント(0) | 歴史 | 読み終わった (2012年03月09日) |

巴里の恋―巴里の小遣ひ帳、一九三二年の日記、夫への手紙

林 芙美子 今川 英子

/ 中央公論新社 / 2001年08月 発売



著者の今川さんとお会いすることになって急ぎ読んだ。

まずは20日以上もかけて単身下関からシベリア鉄道経由で渡仏した林芙美子に敬意を!!
思いがけない『放浪記』の印税を手にして飛び立ったらしいが、
実は恋する人を追っていったという説もある。
何度も手を入れられた日記や随筆から真実の巴里暮らしを検証しようとした本と言えるだろう。

驚いたのは夫への手紙が初めて公開されてること。
さらに驚いたのが執事にでも指令しているような文章だ。
新しい夫婦関係だと著者は評しているがなんだかなあ…
語間、行間をもっとしっかり読まなくてはと思っている。


2012年02月26日 | コメント(0) | ドキュメンタリー | 読み終わった (2012年02月26日) |

春の雪 (1969年)

三島 由紀夫

/ 新潮社 / 1969年 発売



何かあると出版広告を見て予約して購入した四冊。
その時に読んだ筈だったけれど途中放棄したのかもしれない。
読んでおかなければならない本だから改めてちゃんと読んだ。

絵を見ているような文章。凄いと思う反面しつこさも感じた。
明治の本物貴族と成り上がり貴族の対比が面白かった。
芯となってるラブストーリーは実話だったらしいが嘘っぽくて、というかあまりに美男美女的描写が煩わしく、そして残酷な終わり方についていけなかった。

本編の主人公の親友が次の主人公らしいので期待している。


2012年02月26日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年02月26日) |

ディアスポラ

勝谷 誠彦

/ 文藝春秋 / 2011年08月04日 発売



ネタバレ  軽く読み始めたが意外と読み終わるまで時間がかかった。
タイトルから感情移入がなかなかできなかったみたい。
「デイアスポラ」とはまき散らされたものというギリシャ語が語源だとか。
つまり、難民を意味しているが難民はいつか元の場所に帰れるがデイアスポラは帰る場所がない人たちで区別されているらしい。

10年前に書かれていたことから予言小説と評する向きもあるが、世界を飛び回っている著者ならではの発想だったのではなかろうか。
放射能がまき散らされたことで国外に逃げた人たちと残った人たちを対比とした二作品。
どちらも不幸。放射能は恐ろしい。と訴えた小説なのだろう。

福島が起こって切実な事故になったが…
海外に脱出して生き延びるより国内で受け止めたいと思った。
虚無感の漂う二作品。


2012年01月13日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった |

マンボウ家族航海記 (実業之日本社文庫)

北 杜夫

/ 実業之日本社 / 2011年10月05日 発売



『マンボウ航海記』と一緒に購入した一冊。
北杜夫氏の訃報を知ったからだ。
これは著者が59歳から84歳まで週刊雑誌に連載してきたエッセイの中から著者が選んで編集した文庫本で「あとがき」が…平成23年8月19日…軽井沢にてとある。
亡くなったのが同年の10月24日だからこの「あとがき」が絶筆だった可能性がある。
そう思って読むと複雑な思いに捕らわれる。
いきいきと夫であり祖父であり躁鬱患者としての日常が描かれている。共感する部分や安心させてくれる所が多い。
苦悩を笑いに描く理性と分析力、客観視できていることに感心した。

ご冥福をお祈りします。(合掌)


2012年01月13日 | コメント(0) | エッセイ | 読み終わった |

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

北 杜夫

/ 新潮社 / 1965年02月 発売



ある人が8歳の折にこの本を読んで「世界」ということを意識したというようなことを書いていたので、8歳の少年にプレゼントするために購入した。
北杜夫の作品は『楡家の人々』や『白きたおやかな峰』を昔に読んだだけでマンボウシリーズは初めて。
そこで、せっかくだからと贈る前に一読した。
う~ん…これは8歳の子供には難解そうだな。深い知識がなければ自分だって理解できない部分が多すぎる。
おまけに世界地理が頭に入っていないと主人公の現位置もわからない。
そこで立派な「世界地図帳」も買って(こっちの方が高価)一緒に送った。

世界を回ることがどんなことなのかを少しでも知ってくれたらいいなと思う。せめて各国の国旗だけでも興味を持ってくれれば。
ついでに自分用の地図をも買った。
この地図を片手にもう一度読み返さなければならない本である。
斜め視点からユーモアを絡まさせた本書は教養書の一種かもしれない。


2012年01月13日 | コメント(0) | エッセイ | 読み終わった (2012年01月13日) |

糸とはさみと大阪と

小篠 綾子

/ 文園社 / 2011年05月 発売




2011年10月10日 | コメント(0) | 人物伝系 | 積読

北岸部隊―伏字復元版 (中公文庫)

林 芙美子

/ 中央公論新社 / 2002年07月25日 発売




2011年10月10日 | コメント(0) | ドキュメンタリー | 読み終わった (2011年10月10日)

ナニカアル

桐野 夏生

/ 新潮社 / 2010年02月26日 発売




2011年10月10日 | コメント(0) | 人物伝系 | 読み終わった (2011年10月10日)

応為担担録 (河出文庫―BUNGEI Collection)

山本 昌代

/ 河出書房新社 / 1990年04月 発売




2011年10月10日 | コメント(0) | 人物伝系 | 読み終わった (2011年10月10日)

文章読本 (中公文庫)

丸谷 才一

/ 中央公論社 / 1995年11月 発売




2011年10月10日 | コメント(0) | エッセイ | 読み終わった (2011年10月10日)


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