会社人間の死と再生: ダメな会社と心中しないための戦略とは?

著者 :
  • 扶桑社 (2003年1月1日発売)
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感想 : 11
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日本人が会社に求めていること、
会社に縛られていること、
でも、自分のやりたいことは会社を辞めるほどのことでもないこと。

各業界の社会人の座談会は面白い。
業界ごとで不思議なほど、考え方が似通っている。
染まるんだろうな。

2003年に発刊された本だが、これは毎年出して欲しい。
社会のスピード、人間の質の変化が感じられると思う。

就活前に読むといい。
いつ、どの会社が潰れるとも分からないこの時代で、
ネームバリュー、企業が打ち出している理念、幻想に踊らされているようでは、
会社人間になって会社に依存しないと生きていけなくなる。

結局、自分は何に向いているのか、何に興味があるのか、
だから自分はここにいて仕事をしているのか。
これがつながっている人が強い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2012年1月4日
読了日 : 2010年7月23日
本棚登録日 : 2012年1月4日

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