「踊る大捜査線」あの名台詞が書けたわけ (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2011年7月13日発売)
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生きていく上で、ガイドラインとなる人がいると言う事がどれ程幸せかとおもいました。著者は、放送作家として、萩本欽一さんに弟子入りして、さんまさんやいかりや長介さんとも関わりを持つ。

さんまさんの人と同じことをしていては、人を楽しませることは出来ないという考えはもっともだと思うけど、私は、いかりやさんの「ふつうの人でいなさい」と言う考えに惹かれました。自分の立ち位置が分かっているというのはすごく大切だと思う。基準となるものがあって、相手との距離がわかるのだからと。

どんな極端な考えであってもそれを貫くことが大切なのかなと思う。
一番いけないのは中途半端かな。

最後の章の「相手に何かをもとめてはいけない」と言う考えは素敵です。
見返りをもとめるから、よけいに辛いのですね。

踊る大捜査線のあの名台詞は、サラリーマンどうしの会話から出てきたのですね。ふむふむ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年11月26日
読了日 : 2012年11月26日
本棚登録日 : 2012年11月26日

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