生きていく上で、ガイドラインとなる人がいると言う事がどれ程幸せかとおもいました。著者は、放送作家として、萩本欽一さんに弟子入りして、さんまさんやいかりや長介さんとも関わりを持つ。
さんまさんの人と同じことをしていては、人を楽しませることは出来ないという考えはもっともだと思うけど、私は、いかりやさんの「ふつうの人でいなさい」と言う考えに惹かれました。自分の立ち位置が分かっているというのはすごく大切だと思う。基準となるものがあって、相手との距離がわかるのだからと。
どんな極端な考えであってもそれを貫くことが大切なのかなと思う。
一番いけないのは中途半端かな。
最後の章の「相手に何かをもとめてはいけない」と言う考えは素敵です。
見返りをもとめるから、よけいに辛いのですね。
踊る大捜査線のあの名台詞は、サラリーマンどうしの会話から出てきたのですね。ふむふむ。
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- 感想投稿日 : 2012年11月26日
- 読了日 : 2012年11月26日
- 本棚登録日 : 2012年11月26日
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