会社の方に勧められて読んだ本でしたが、想像以上に面白かったです。
日本人には馴染みの深いウナギの生態を解明するために、東京大学海洋研究所の3人がアフリカにまで出向き、アフリカのウナギであるラビアータを探す旅に出る。
本当に、現実にこんなことをしていたのかと言うぐらい無茶苦茶な3人の旅。教授は先に、日本に帰国するのだけど。それでも、マラリアにやられたり、気温50度の中で必死にウナギを探したり。知らずに地雷原に足を踏み入れたり...
結局、2か月の間にアフリカの六カ国を渡り歩くことになるのだけど、アフリカの生活や風土なんかも、手に取る様に分かり楽しく読めました。
アフリカには行ったことはありませんが、水は貴重だなと実感。そして、アフリカ人の底なしの楽観的な所なんか見ていると、はたしてモノにあふれ、囲まれている私たちは幸せなのかなと考えてしまいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月15日
- 読了日 : 2013年2月15日
- 本棚登録日 : 2013年2月15日
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