真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫) (ポプラ文庫 お 7-9)

著者 :
  • ポプラ社 (2017年6月15日発売)
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最終回。みんなが幸せになれた気がしました。
時間が立ってみんなが幸せのポジションを見つけた感じです。
希実も弘基といい関係になり、なによりもこだまの変化がすごいなと実感。

パンを食べるから幸せなのか。幸せだからパンを食べるのか。幸せにもきっと仕込みが必要なのだと思う。誰とたべるか、ひとりで食べるか。
ひとなんか自分が生きてきた世界の基準でしか、なかなか物事をはかれない。だからいっしょに笑ったり、泣き合えるひとに出会えるって奇跡なんだと思う。

うーん、最終回なんだよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大沼紀子
感想投稿日 : 2017年6月22日
読了日 : 2017年6月22日
本棚登録日 : 2017年6月22日

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