新書第8段。 「小説」というテーマのため、これまでのエッセイの中でも特殊。「水柿君」で書かれた内容の詳細と舞台裏版といったところ。 「あくまでビジネスとして小説を書いている」と言っている先生。その書き始める前の考察には驚いた。「日本人は最大でも1億人程度しかいない」「他国で翻訳される可能性」「リーダビリティ」など、様々な可能性を具体的に考えられている。たまたま売れるのを期待するのではなく、そのための可能性をしっかり見出していく姿勢、いろんなものに通じる。 「作家は、愛されるために作品をかくのではない」
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- 感想投稿日 : 2013年6月27日
- 読了日 : 2013年6月23日
- 本棚登録日 : 2013年6月27日
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